実質無料化の対象となる米国ETFは、次の9銘柄です。
●バンガード
VT(全世界株)
VTI(全米株)
VOO(S&P500)
●アイシェアーズ
IVV(S&P500)
●スパイダー
SPY(S&P500)
●ウィズダムツリー
EPI(インド株)
DHS(米国株・高配当)
DLN(米国大型株・配当)
DGRW(米国株・クオリティ配当成長)
9銘柄のうち3銘柄(3分の1)がS&P500指数に連動する
インデックスファンドです。
色々と大人の事情があったのだろうと推測されます。
私はこのうちVT(全世界株)とVTI(全米株)を保有しています。
これまでずっとマネックス証券でVTとVTIを保有していましたが、マネックス証券だけは移管手数料(1銘柄3300円)を徴収することからSBI証券の移管手数料キャッシュバックキャンペーンを利用してSBI証券に移管済みです。
しかし、まだマネックス証券には再投資できなかった分配金が米ドルの形で残っていますので、このキャンペーンを利用すれば無駄なく再投資することができます。
マネックス証券は、2019年7月8日から2020年1月7までの期間限定で、為替手数料(米ドル購入分)を無料とするキャンペーンを開催中ですが、今回、このキャンペーンを2020年3月末まで延長する旨も発表しました。
米国株や米国ETF投資をするためには、売買手数料と為替手数料の2種類の手数料が必要です。
しかし、マネックス証券では2020年3月までは為替手数料(米ドル購入分)についても無料となるため、マネックス証券を利用することで、
(1)VTを購入する(購入手数料・為替手数料いずれも無料)。
(2)VTが出した分配金(顧客の口座にはドルで入金されます)でVTを買う(為替手数料はかからず、購入手数料は無料)。
ということになります。
為替手数料(米ドル購入分)の無料キャンペーンと異なり、今回のUSAプログラムはキャンペーンではありませんので(電話確認済み)、米ドルで入金される分配金の再投資が今後はずっと無料化されることになります。
実に素晴らしいですね。
もっとも、マネックス証券はDRIP(配当金自動再投資サービス)を実装していませんので、手動で買付注文を出す必要はありますが、その際の購入手数料は実質無料ですので、気兼ねなく再投資することができます。
※
購入手数料のうち、消費税相当額はキャッシュバックの対象外です。※ウィズダムツリー社のETFを対象とした「ゼロETFプログラム」は、今回の「USAプログラム」の稼働に伴い2019年12月31日をもって終了します。
もっとも、ウィズダムツリー社のETFの中でめぼしいものはEPIでしたが、EPIは今回のUSAプログラムの対象になっていますので、普通の
インデックス投資家にとって不利益はありません。
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