【特報】DMM.com証券、米国株の配当金の為替手数料は1ドル1円

米国株の売買手数料を完全無料化するとの衝撃的な発表をしたDMM.com証券ですが、配当金(個別株)や分配金(ETF)を目当てにバイアンドホールドしようと考えている人にとっては非常に厳しいものとなりそうです。
【DMM 株】口座開設

※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●アマゾンの今年最大のセールではこれを買え
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1567.html

●ディズニーのペアチケット1万円、最高の座りごこちの椅子6万円
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1566.html



還元率20%のリボスタイルをしゃぶり尽くす方法
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まずは、関連記事をご覧ください。

●米国株売買手数料、完全無料化の時代に突入(DMM.com証券、12/9~)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1564.html

●DMM.com証券が米国株売買手数料を無料化できた理由
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1565.html


米国株を売買する際、通常は2種類の手数料がかかります。
売買手数料と為替手数料です。

売買手数料の相場は0.45%で、1注文22ドル(税込)の上限があります。
これまでは1注文5ドルの下限がありましたが、マネックス証券が0.1ドルに引き下げたことでコスト競争が勃発し、最終的にゼロ円になったことは記憶に新しいところです。
各社が売買手数料の下限を撤廃したことにより、注文額×0.45%の売買手数料を原則としつつ、これが22ドルを超えたときは22ドルを支払えばよいことになりました。

DMM.com証券の今回の発表は、この売買手数料をゼロにするというものです。
注文額の0.45%(上限22ドル)がゼロになるわけですから、ものすごいインパクトがありました。


つぎに、為替手数料ですが、相場は1ドルあたり25銭です。
DMM.com証券も1ドル25銭の為替手数料を採用しています。

しかし、DMM.com証券は為替手数料について、非常に分かりにくい説明をしています。

まず、「株式取引の手数料」の項には為替手数料がかかる旨の記載は一切出てきません。
https://kabu.dmm.com/commission/

「米国株式の商品概要・取引ルール」の項の中にさりげなく、次の文章が紛れ込んでいます。

約定レートが確定するのは現地約定日の翌国内営業日07時30分以降です。なお、買付注文時には参考レートのTTSを用いて計算し、売却注文時には参考レートのTTBを用いて計算します(TTSとTTBには、原則として50銭の為替スプレッドがあります)。
また、概算受渡金額の計算には、参考レートの他に一定の上乗せ額を用います。
https://kabu.dmm.com/service/us/outline/


この文章にたどり着くことができる人が果たしてどれくらいいるのか疑問です。
そして、この文章にたどり着いた人でも、「為替手数料は50銭か。相場の倍だな」と思ってしまうでしょう。事実、かなりの数のブロガーが為替手数料は1ドル50銭であることを前提にした記事を書いています。

この文章の意味はこういうことです。

TTS(買付注文時に適用するレート)108円25銭 
時価 108円
TTB(売却注文時に適用するレート)107円75銭

顧客は、米国株を売るときは時価よりも25銭安いレートで円貨決済し、米国株を買うときは時価よりも25銭高いレートで円貨決済し、DMM.com証券に1ドルあたり25銭の為替手数料を支払います。

「TTSとTTBには、原則として50銭の為替スプレッドがあります」との文言は、「108円25銭-107円75銭=50銭」という意味です。


私はここで疑問に思いました。
配当金や分配金が出た時、DMM.com証券は強制的に円にして顧客の口座に入金するところ、その際の為替手数料は果たしていくらなんだろう、と。

このテーマで記事を書いているブロガーの中で為替手数料が25銭であることに気づいた人は、配当金や分配金が出たときの為替手数料も1ドル25銭であることを前提にして記事を書いています。


電話して聞いてみました。


DMM.com証券「1ドルあたり1円です」

私「え?ごめんなさい。聞き取れなかったのでもう一度お願いします」

DMM.com証券「1ドルで1円になります」

私「御社の公式サイトには片道25銭という記載があったと思うのですが」

DMM.com証券「たしかに売買をしたときの為替手数料は片道25銭です。しかし、あくまでも25銭は売買をしたときの為替手数料です。配当金が出たときは色々な計算をして為替手数料を計算しますが、おおよそ1ドル1円になります」



1ドル1円かぁ・・・



配当金や分配金を使って再投資をするときは、1ドル1円の為替手数料を強制的に差し引かれた後、1ドル25銭の為替手数料を支払う必要があります。


1ドル1円25銭かぁ・・・



1ドル1円25銭の為替手数料は、1ドル108円として1.1574%になります。


1.1574%かぁ・・・



というわけで、既に多額のVTを買ってその分配金を再投資するだけの私がDMM.com証券に移管すると大変な事態になることが分かりました。

これからVTを買い増していこうと考えている人の中には、DMM.com証券で購入して売買手数料完全無料化の恩恵を受けつつ、1年ごとにSBI証券に出庫する人も出てくるかもしれません。
【DMM 株】口座開設

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コメント

初めまして、いつもブログを参考にさせて頂いています。
DMM証券の米国株が取引手数料が無料化に伴いDMMで証券口座を自分も作ってみました、理由は強制円貨決済なので為替差益の計算を特定口座内でやってくれるからです。
質問なのですが、記事を見る限りは配当金目的だとDMMは向いてなさそうですね。
ですが、元から配当金や分配金が少ないETFとか株を買う分には問題ないのでしょうか?

No title

コメントありがとうございます。

>元から配当金や分配金が少ないETFとか株を買う分には問題ないのでしょうか?

どれだけ頻繁に売買をするかに寄るのだろうと思います。

得した売買手数料と損する為替手数料を比較して、自分にとってどちらが有利かを判断するしかないのでしょうね。

ただ、ずっとホールドする予定のものをDMMで保有することにメリットは何もないため、このままDMMが1ドル1円の為替手数料を徴収し続けるのであれば、DMMで買ってSBI証券に移管するという人が増えてくるのでしょうね。

No title

偶然この記事を見つけました。配当金の真偽の程はいかがでしょうか?このような配当金に1ドル1円もの為替手数料をとる記載があるページがDMMにありましたか?


実は私も配当金の円払いを目的にDMMで米国株式の投資をしようと考えています。事前に問い合わせましたが配当金の円転は無料といってましたよ…?

No title

コメントありがとうございます。

>配当金に1ドル1円もの為替手数料をとる記載があるページがDMMにありましたか?

全く何も記載していないからこそ、DMMの企業としての姿勢を疑問視せざるを得ません。
売買時の為替手数料とあわせて明確に手数料の項に書くべきです。

>事前に問い合わせましたが配当金の円転は無料といってましたよ…?

一部のオペレターが誤った情報を伝えているようです。
同じ説明を受けてブログに書いたブロガーがDMMから連絡があり、無料というのは誤りであり為替手数料がかかる旨の説明を受けたという訂正記事を書いていました。

しかし、そのブロガーもまさか配当金の円転のレートが売買時のレートと異なるばかりかその4倍であるとは予想だにしておらず、1ドルあたり25銭という売買時と同じレートで推定計算をしています。

全く残念なことです。

他社の大手3社のネット証券口座を持ってますが配当金や分配金の1ドル1円は結構高いですね。
でもグロース株投資や無配当株に投資なら凄く良さそうですね、ですが配当金を目的にDMM証券に投資するのは様子見た方が良さそうですね・・・

No title

コメントありがとうございます。

>配当金や分配金の1ドル1円は結構高いですね。

凄く高いです。
しかも、DMMは聞かないと教えてくれません。

>グロース株投資や無配当株に投資なら凄く良さそうですね

バークシャー、アマゾン、Google(アルファベット)などに投資している人には嬉しいと思います。

>配当金を目的にDMM証券に投資するのは様子見た方が良さそうですね・・・

片っ端から移管する方法も考えられますが、大変そうです。
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●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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