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これは雪だるま先進国株に対抗したものです。

●雪だるま先進国株、税抜0.0965%に値下げし、単独最安値を更新
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1552.html


雪だるま先進国株は米国ETFを買うだけファンドです。
その実質信託報酬0.0965%のうち、0.0345%は米国ETFの経費率であり、この部分には日本の消費税はかかりません。

そのため、雪だるま先進国株の実質信託報酬(税込)は0.1027%であり、スリム先進国株の対抗値下げ後の税込信託報酬0.10615%を下回ります。

税込信託報酬のランキングです。

1 0.1027% 雪だるま先進国株
2 0.10615% スリム先進国株
3 0.10989% ニッセイ外国株、たわら先進国

2位と3位の差は0.00374%であり、これは1000万円あたり374円にすぎません。
既にニッセイ外国株やたわら先進国株を買っている人がスリム先進国株に乗り換えるきっかけになるほどの差ではありません。

また、我々はこれまでスリムシリーズを手放しで礼賛してきましたが、よくよく考えると、先陣を切って単独最安値を更新し続け、それによって超低コストインデックス戦争を加速させているのはスリムシリーズではなくSBIアセットマネジメントの雪だるまないしSBIバンガードです。
また、ニッセイ外国株も、微妙な差ではあるものの同率値下げではなく単独最安値を更新し続けています。
そして、それまでニッセイ外国株の独擅場だった超低コストファンドに突如として単独最安値で登場したのはたわら先進国株です。

スリム先進国株は、米国ETFを買うだけファンド(2017年12月時点の雪だるま先進国株)にも対抗値下げの対象を拡大し、それによって先進国株インデックスファンドのコスト水準を税抜で0.1%を切る水準まで引き下げたという点では大きな功績があります。
しかし、敢然と単独最安値の新航路を切り開き続けるSBIアセットマネジメントと比較すると、対抗値下げを同率最安値(しかも消費税抜き価格)に固執するスリムシリーズには物足りなさを感じざるを得ません。

SBIアセットマネジメントは、雪だるまシリーズを異次元の安さで投入し、超低コスト戦争を牽引し続けてきましたが、その商品設計の微妙さによって支持を集めることはできませんでした。
しかし、バンガード社の看板ETF・VOOを買うだけファンドであるSBIバンガードS&P500を異次元の安さで投入したことで、潮目が変わりつつあります。

各ファンドの信託報酬の内訳を比較してみます。


●SBIバンガードS&P500
運用会社報酬0.022%、販売会社報酬0.022%、信託銀行報酬0.014%、ETF経費率0.03%

●雪だるま先進国株
運用会社報酬0.022%、販売会社報酬0.025%、信託銀行報酬0.015%、ETF経費率0.0345%

●スリム先進国株(今回の値下げ後)
運用会社報酬0.03825%、販売会社報酬0.03825%、信託銀行報酬0.02%

●ニッセイ外国株
運用会社報酬0.0354%、販売会社報酬0.0445%、信託銀行報酬0.02%

たわら先進国
運用会社報酬0.0299%、販売会社報酬0.05%、信託銀行報酬0.02%


このように比較すると、スリム先進国株は信託報酬こそニッセイ外国株やたわら先進国株より安いものの、運用会社報酬は最も高いことが分かります。

私は、ニッセイ外国株は、販売会社報酬をスリム先進国株と同率に引き下げるものと予想します。
そうすると、ニッセイ外国株の信託報酬は、運用会社報酬0.0354%+販売会社報酬0.03825%+信託銀行報酬0.02%=0.09365%となり、今回の値下げ後のスリム先進国株より0.00285%安くなります。

しかし、たわら先進国株は動かないでしょう。
なぜなら、たわら先進国株は販売会社に多数の信用金庫を抱えており、ネット証券の中で戦っているスリム先進国株やニッセイ外国株とは事情が異なるからです。
ただ、たわら先進国株の販売会社である信用金庫はつみたてNISA専売品にしていることから、値下げのハードルは我々が考えている以上に低いものと思われます。
また、「競争相手であるスリム先進国株と同額にしてほしい」という説得に対しては信用金庫といえども抗しきれるものではありません。

もしそうなると、運用会社報酬0.0299%+販売会社報酬0.03825%+信託銀行報酬0.02%=0.08815%となります。
夢が膨らみますが、たわら先進国株が信託報酬を0.0999%に引き下げるまで2年かかったことに思いを致し、そこはかとなく期待するだけにしていいたほうがよいのかもしれません。

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コメント

元たわら信者、現スリム信者です。

男爵のたわら愛は「粋」の域で非常に感嘆しますし、強い覚悟に圧倒されますが、三菱UFJ国際の追随戦略は、汚くとも、たわらを凌駕する安心感があり(マザーファンドの存在を含め)、私はスリム一本です。
SBIは外来感が強く、ちょっと選択肢外です。
今後とも冷静な商品比較をお願いしたいと思います。

No title

コメントありがとうございます。

>三菱UFJ国際の追随戦略は、汚くとも、たわらを凌駕する安心感があり(マザーファンドの存在を含め)、私はスリム一本です。

私はここまで信託報酬が下がれば今後の値下げ余地はほぼないと考えていることや、たわら先進国株の可能性に期待していることからたわら先進国株に継続投資しますが、既にスリム先進国株に投資しているのであればあえて変更しなくてもよいと思います。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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