スリム米国株が迅速な対抗値下げをできないでいる理由

迅速な対抗値下げを発表していたスリムシリーズに異変が発生しています。
スリム米国株は8月27日から、スリム全世界株は9月5日から沈黙を守っています。


●スリムシリーズの失策で潮目が変わった
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このことを上記記事でお伝えしたところ、ブログ村の4カテゴリ(インデックス投資、投資信託、投資ブログ、投資でセミリタイア生活)で1位を独占しました。
読者の皆様の関心が高いテーマだと思われますので、「なぜ三菱UFJ国際投信は直ちに対抗値下げをしないのか」を考えてみました。




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スリムシリーズの最高責任者である代田常務取締役は、かつて「なぜスリムシリーズはあれほど迅速に対抗値下げを発動できるのか」と聞かれ、「一定のレベルまでの値下げは事前に承諾をとっているからだ」といった趣旨の発言をしています。

※この記事を書くにあたってソースを検索しましたが、ヒットしませんでした。

そうすると、スリム米国株が対抗値下げすることができないでいる理由は、事前設定された値下げ幅を超えたからであるとと推測されます。
スリム先進国株は0.189%から0.0999%まで速やかに対抗値下げを発表しているのに対し、今回のスリム米国株は0.15%から0.088%への対抗値下げに時間がかかっていることから推測すると、税込0.1%が基準値になっているのではないかと思われます。

SBIバンガードVOOを発表したSBIアセットマネジメントも色々と考えたのでしょう。
SBIアセットマネジメントには、過去に雪だるまシリーズを発表したもの直ちにスリムシリーズに対抗値下げを発表されて全てを持っていかれてしまった苦い経験があります。
そのため、スリムシリーズの事前設定された値下げ幅がどこまでかを探るためにSBIバンガードVOOはかなり低め(0.088%)でぶっこみ、雪だるま全世界株はそこそこ低め(0.104%)に投げてみたのかもしれません。

そうしたところ、税込0.1%がひっかかってスリム米国株は社内調整に時間がかかることになり(おそらく役員会議で決めているのでしょうね)、その間に当初募集期間を設定して純資産額を集めているSBIバンガードVOOが絶好のチャンスを掴むことに成功しました。

そして、スリム米国株が社内手続でもたつき、対抗値下げを発表することができないことから、本来であれば直ちに対抗値下げを発表できたはずのスリム全世界株も対抗値下げを発表することができないでいます。
なぜなら、仮に後のスリム全世界株の対抗値下げを先に発表してしまうと、「スリム米国株は対抗値下げを諦めたのではないか」と顧客に思われてしまうリスクがあるからです。

私は、これはたわらノーロードシリーズにとって絶好のチャンスであると考えます。
スリム全世界株が対抗値下げを発表できないでいる間に、たわら全世界株をさっさと値下げしてしまうわけです。
たわら全世界株はどのみちこのままでは売れませんし、スリム全世界株はスリム米国株の対抗値下げ後に雪だるま全世界株の水準まで対抗値下げ発表するでしょうから、そうなると尚更売れなくなります。

アセットマネジメントONEにとって、純資産額がほぼゼロであるたわら全世界株を幾ら値下げしても全く痛みは感じません。
それどころか、超低コスト戦争に意欲的であるという無形のブランド価値を手にすることができるかもしれません。

スリムシリーズはこれまで「疾きことスリムの如く」と思われていましたが、今回の件は明らかな失策であり、多くの顧客が失望しています。
私は、たわらノーロードシリーズが「疾きことたわらの如く」と言われる日が来ることを切望しています。


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コメント

なるほど!了承済みの下限値を今回は下回る下げ幅のため難航してるんですね
ある意味無敵のたわら全世界株式はこのままだと繰り上げ償還に成りかねないのでSlimより先に対応して引き下げるとちょっとアセマネOneへの見方が変わりますが無理かな…

No title

コメントありがとうございます。

>了承済みの下限値を今回は下回る下げ幅のため難航してるんですね

どこかで耳にした代田さんのコメントを思い出したので記事にしましたが、こう考えると全てがすっきりと説明できます。

>Slimより先に対応して引き下げるとちょっとアセマネOneへの見方が変わりますが無理かな…

無理でしょうね。
しかし、みんなが無理だと思っていることを実行すればサプライズになります。
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たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●「たわら先進国株」と「VT」を半分ずつ保有中。
●つみたてNISA(SBI証券)は「たわら先進国株」を年初一括購入中。
●クレジットカードによる投信積立サービスを利用し、SBI証券・楽天証券・auカブコム証券で「たわら先進国株」を毎月5万円ずつ購入中。

●無リスク資産は、個人向け国債変動10とauじぶん銀行(金利0.2%)。

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