たわら先進国株がナンバーワンインデックスファンドになる秘策

たわら先進国株は、昨日、税抜0.2%の信託報酬を10月1日から0.0999%に引き下げる旨を発表しました。
http://www.am-one.co.jp/pdf/news/172/190913_AMOne_tawara.pdf

税抜0.0999%の信託報酬は、先進国株インデックスファンドの同率最安値です。
たわら先進国株のほかは、ニッセイ外国株とeMAXIS Slim先進国株となります。

たわら先進国株は、2015年12月18日、税抜0.225%の信託報酬で登場しました。
その時点の最安値はニッセイ外国株の税抜0.24%でした。実に6.25%もの引き下げであったことから、投信ブロガーの話題を一気にさらいました。

2016年9月8日、iFree外国株が税抜0.21%の信託報酬で登場したことで、たわら先進国株はわずか9か月で最安ファンドの座を奪われてしまいます。
これに対し、ニッセイ外国株が真っ先に対抗して税抜0.2%に対抗値下げをしましたが、たわら先進国株は一向に動きませんでした。

たわら先進国株が税抜0.2%に信託報酬を引き下げる旨を発表したのは、2017年9月5日でした。
つまり、たわら先進国株は、iFree外国株に最安ファンドの座を奪われた後、1年間、何も動かなかったことになります。

しかし、たわら先進国株が税抜0.2%に信託報酬を引き下げる旨を発表した時点では、既にiFree外国株が税抜0.19%への値下げを発表したという状況でした。
しかも、その後、ニッセイ外国株とスリム先進国株が税抜0.189%への値下げを発表したことで、益々たわら先進国株の0.2%への値下げが陳腐化してしまいます。

しかも、たわら先進国株が税抜0.2%への値下げを実行する2017年12月30日までの間に大変なことが起こります。
そう、スリム先進国株の異次元の値下げです。
スリム先進国株は、2017年12月29日付けで、信託報酬を税抜0.189%から0.1095%に引き下げる旨を発表しました。

このように、たわら先進国株は、税抜0.225%の信託報酬で登場し、9か月間最安ファンドの座を維持したものの、その後は全くいいところはなく、ニッセイ外国株とスリム先進国株の最安値競争を傍観するばかりでした。

今回の0.0999%への値下げによって、実に2年1か月ぶりに最安ファンドの座に復帰したことになります。

しかし、この2年1か月の間に、たわら先進国株は純資産額でニッセイ外国株とスリム先進国株に大差を付けられてしまいました。
たわら先進国株の純資産額は388億6000万円です。
これに対し、ニッセイ外国株は1354億1100万円、スリム先進国株は581億7100万円です。

たわら先進国株は、今回の値下げを発表したニュースリリースで、


AM-Oneは「たわらノーロード」を業界屈指のインデックスファンドシリーズとするべく、コスト面のみならず、指数連動性の向上やラインアップの拡充など、その品質においても改善を重ねてまいります。


と宣言していますが、私は思うのです。


「コスト面のみならず」ってなんやねん、と。


※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●楽天バンガードにみるSBIバンガードVOOの可能性
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1470.html

●【週末限定】還元率21.2%のリクルートカードで8000ポイントをゲットだぜ
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1471.html

●【追記あり】たわら先進国株、0.0999%に値下げ(10/1~)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1469.html


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http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1449.html

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http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1461.html

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たわら先進国株は、このままではニッセイ外国株とスリム先進国株には勝てません。
なぜなら、低コストに対する覚悟が違うからです。


ニッセイ外国株の覚悟です。

当シリーズに投資しているお客様には「コスト」を強く意識されてる方が多いかと思います。よりコストを抑えたファンドが他にあれば、そのようなファンドを選択したいと思われるのではないでしょうか。
そういったお客様に、「安心して当シリーズで長期投資、積立投資を続けていただきたい」という想いもあり、信託報酬率の引下げを行ってきました。
https://www.nam.co.jp/fundinfo/special/indexfund/special.html


スリム先進国株の覚悟です。

業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続ける
https://emaxis.jp/lp/slim/pr1/index.html?top_bn=slim_lp


低コストを実現すべく徹底的な覚悟で臨んでいるニッセイ外国株とスリム先進国株に対し、たわら先進国株は非常に甘いです。
「コスト面のみならず、指数連動性の向上やラインアップの拡充など、その品質においても改善を重ねてまいります。 」と述べ、最初から逃げを打っています。

たわら先進国株の甘ったれた気持ちの最たるものが、2018年9月14日付けの販売資料である

●選ぶなら、品質で。たわらノーロード 先進国株式。
http://www.am-one.co.jp/pdf/report/3835/180914_313125_fundts.pdf

といえるでしょう。

たわら先進国株がインデックスファンド戦国時代の覇者になる唯一の方策は、徹底的にコストにこだわる姿勢を社長名で宣言することしかありません。



「低コストから、もう逃げない。」

たわらノーロード先進国株式とたわらノーロードバランス(8資産均等型)は、2019年10月1日、信託報酬を同種ファンドの最安値まで引き下げます。
たわらノーロードファンドシリーズは、長期積立投資にふさわしい高クオリティのインデックスファンドを低コストでご提供したいとの思いから生まれたファンドです。
たわらノーロードファンドシリーズの旗艦ファンドであるたわらノーロード先進国株式は、2015年12月18日、当時の最安値を6.25ポイントも下回る低コストで登場し、およそ9か月間、最安値の座を維持しましたが、その後は競合ファンドの信託報酬引き下げに即座に追随することができませんでした。たわら先進国株式が最安値の座に復帰するまでの2年間、お客様にはご不安やご心配をおかけしたことを心より謝罪いたします。
しかし、たわらは、低コストから、もう逃げません。
今回の発表は先進国株式と8資産均等型バランスファンドの2種類に関するものですが、順次、たわらノーロードファンドシリーズの他のファンドも最安値まで引き下げます。
そして、たわらノーロードファンドシリーズが最安値まで信託報酬を引き下げた後、他社の同種ファンドが最安値を更新したときは、たわらノーロードファンドシリーズは遅くとも1か月以内には同水準まで信託報酬を引き下げることを皆様にお約束いたします。
たわらは、低コストから、もう逃げません。



その上で、スリム先進国株の純資産額に応じたスライド式信託報酬にも対抗する旨を発表すべきです。

純資産額スリム先進国株たわら先進国株
500億円未満0.09990.0999
500億円以上1000億円未満0.09490.0798
1000憶円以上0.08990.0798

※0.0798%という数字は、たわら先進国株が0.0999%に信託報酬を引き下げた後の運用会社の信託報酬0.0299%×2+信託銀行の報酬0.02%の合計額になります。

たわら先進国株がこの2つの方策を実行したとき、たわら先進国株はかつての輝きを取り戻し、ナンバーワンインデックスファンドへの道を再び歩み出すことでしょう。


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コメント

No title

コスト低くて儲からない商売。これ以上下げる意欲なし。自分で自分の首しめてどうすんねん。金融機関をもうけさせない「しぶい客」なんかどうでもいい。しぶい貧乏客の言うことなんかどうでもいい。でも、はっきりいうと貧乏客がへそまげるから。まわりくどく言っておこう。
その程度のものでしょ。

楽天証券でバンガードとたわらはどちらが現在選択として優位でしょうか?

No title

コメントありがとうございます。

>コスト低くて儲からない商売。これ以上下げる意欲なし。

たわらノーロードファンドシリーズは、企業DC等で積み上がった巨額のマザーファンドを買うだけファンドですから、売れれば売れるほど儲かる仕組みになっています。

>楽天証券でバンガードとたわらはどちらが現在選択として優位でしょうか?

明かにたわら先進国株です。

No title

マザー買うだけとはいえ。客の持ち金は有限。できれば、手数料のかさ高い投信買ってほしい。金融機関のもうかる手数料高い投信を目立たせて、もうからないインデックス投信は、据え置き。
手数料安いインデックス投信を拡充させることは、結果的に、金融機関の機会損失を生むだけ。そう考えているんでしょ。

まだslim先進国が一番ですか?
もうスリムもたわらも日生も大差ないですか?
会社の信用力はどうですか?

No title

たわらは販路が広いようなのでネット限定でなく以前より幅広い顧客が業界最安の投信を買えるというのは素晴らしいことです。
しかしスリムシリーズもそうですがこれだけの低コストを実現できるのはただ乗りできる対象があるからであって、ただ乗り対象がいずれいなくなった時にどうなるのか気になります。
非スリムのeMAXISの顧客の含み益が根こそぎ消滅するような長い下げ相場が来たとして顧客が皆スリムに乗り換えた場合三菱はどうするのでしょう。ニッセイはただ乗りなしで頑張っているようので三菱も頑張ってくれると思いたいですが。

No title

コメントありがとうございます。

>手数料安いインデックス投信を拡充させることは、結果的に、金融機関の機会損失を生むだけ。そう考えているんでしょ。

手数料を安くしないと売れません。
作っただけコストが掛かって損をします。

>まだslim先進国が一番ですか?

スリム先進国株100%でいいと思います。

>会社の信用力はどうですか?

運用投信の残高でいうと、アセットマネジメントONEと三菱UFJ国際投信はほぼ同規模(1位の野村、2位の大和に次ぐ順位)、ニッセイは3分の1程度の規模です。

ただ、ニッセイもベスト10には入っていますので、心配する必要はないと考えます。

>非スリムのeMAXISの顧客の含み益が根こそぎ消滅するような長い下げ相場が来たとして顧客が皆スリムに乗り換えた場合三菱はどうするのでしょう。

どうするんでしょうね。

ただ、顧客が売却を伴う乗り換えをする場合、スリムシリーズがなければ他社の低コストファンドに行くだけですから、スリムシリーズという受け皿がないほうが三菱UFJ国際投信の傷はより深くなります。

No title

楽天証券のイデコで何を買ったらいいか、迷っていました。
「たわらノーロード先進国株式 手数料0.2160%」とある、これがもうすぐ手数料を下げるということですね。そしてこれがベストということですね。

No title

コメントありがとうございます。

>楽天証券のイデコで何を買ったらいいか、迷っていました。これがベストということですね。

たわら先進国株で決まりです。
楽天利用者は、これでもう迷うことはなくなりました。
非公開コメント

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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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