SBIが「VOOを買うだけファンド」を楽天の半額以下で発売(9/26~)

SBIアセットマネジメントは、米国のバンガード社のETF(VOO)を買うだけファンドを新規設定し、SBI証券で販売します。
https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/E01EW/BLMainController.jsp?uji.verb=W00Z1010initialize&uji.bean=ek.bean.EKW00Z1010Bean&TID=W00Z1010&PID=W1E63011&SESSIONKEY=1566866690422&lgKbn=2&pkbn=0&skbn=1&dskb=&askb=&dflg=0&iflg=0&preId=1&mul=%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89&fls=on&lpr=on&oth=on&cal=1&era=R&yer=&mon=&pfs=4&row=100&idx=0&str=&kbn=1&flg=&syoruiKanriNo=S100GTWQ



※よろしければ、次の記事をご覧ください。

●SBI証券から電話が来たのでDRIP導入を希望しておきました
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1439.html

●韓国経済・中国経済が崩壊しても大丈夫
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1438.html

広告

名称は、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」。
略称は、「SBI・バンガード・S&P500」です。

投資対象はVOO(S&P500指数に連動するバンガード社の看板ETF)。
直接VOOを買うのではなく、マザーファンドを経由させます。

信託報酬は、税抜0.058%(運用会社0.022%、販売会社0.022%、信託銀行0.014%)。
ちなみに、楽天バンガードファンドシリーズの信託報酬は税抜0.12%ですから、実に48%、半額以下のバーゲン価格です。

VOOの経費率は0.03%ですから、実質信託報酬が初めて税込0.1%の壁を破った記念すべき株式インデックスファンドになります。

販売会社が決まっているのはSBI証券だけですが、おそらく他社も販売せざるを得なくなるでしょう。
発売日は9月26日。

バンガード社のVTI(全米株式指数に連動するバンガード社の看板ETF)を買うだけファンドである楽天全米株の純資産額は大台の500億円を超えています(506億7400万円)。
VTIとVOOには指数としての優劣はなく、どちらに投資しても同じです。


2つのインデックスのリターンの長期的な相関は0.99(1.00が完全相関)もあり、どちらを選択しても差異はない(妻が保有する不動産を管理する財団を設立するにあたり、ウォーレン・バフェットは資産の90%をコストの低いS&P500インデックスファンドに投じるように指示を出したことは知っておくべきである)。
(「インデックス投資は勝者のゲーム」60頁、ジョン・C・ボーグル)


そうすると、消費税増税後の実質信託報酬は、楽天全米株が0.162%、SBIバンガードS&P500が0.098%ですから、ほぼ半値(58%)となるSBIバンガードS&P500の優劣性が光ります。
逆に言うと、これまで頑なに値下げを否定している楽天バンガードファンドシリーズは、直ちに対抗値下げをしなければ、SBIバンガードファンドシリーズの拡大によってその存在意義を失ってしまうという重大な危機に直面したといえます。

もっとも、楽天バンガードファンドシリーズがそうだったように、ETFを買うだけファンドはゼロからETFを買っていくため、ファンドの純資産額が集まるまではコスト高に苦しみます。

同じS&P500指数に連動するスリム米国株(純資産額263億2300万円)は直ちに対抗値下げをするでしょうから、SBIバンガードS&P500の純資産額が100億円程度集まるまでは、米国株に投資したい人はスリム米国株を選んだほうがよいと考えます。


広告

コメント

改めてお伺いしたいのですが、SP500のような米国株は先進国株に比べてリターンは大きいのでしょうか?(今後の予想も含め)

今自分はスリム先進国株を淡々と積み立てていますが、こうして話題に出てくると米国株がちょくちょく気になります。
アメリカは人口が増え続けていることが大きいですよね。

どう考えればいいでしょうか?

スリム米国株は確実に追従するとなると、スリム先進国株より安くなりますが、それでも先進国株の方を推薦しますか?

タイミングが遅すぎ
またまた、不人気ファンドになりそうな予感
雪だるまとかもそうだけど
どうすんだろ

楽天vtiを積み立てています。スリムは対抗するでしょうが、楽天vtiも対抗してほしいです。

No title

スリム米国株が0.098%の同率値下げに踏み切り、楽天証券が引き続き0.048%の投信ポイントを付与し続ける(SBI証券は付与なし)と仮定した場合、楽天証券でスリム米国株を購入すれば実質経費率0.05%で運用できることになりますね。
配当再投資効率を加味すると、本家VOOを買うよりスリム米国株を買ったほうがお得になります。

そしてついに米国株インデックス投信の信託報酬が先進国株投信よりも安くなる日が来ましたね。

No title

コメントありがとうございます。

>SP500のような米国株は先進国株に比べてリターンは大きいのでしょうか?

新記事で回答します。
しばらくお待ちください。

>スリム米国株は確実に追従するとなると、スリム先進国株より安くなりますが、それでも先進国株の方を推薦しますか?

新記事で回答します。
しばらくお待ちください。

>タイミングが遅すぎ
またまた、不人気ファンドになりそうな予感

どうなんでしょうね。
バンガードのブランド価値をうまく生かすことができれば、こちらのほうがやすいため、楽天バンガードファンドシリーズの顧客を奪うことができるかもしれません。

>楽天vtiも対抗してほしいです。

期待しないほうがよいと思います。

>楽天証券でスリム米国株を購入すれば実質経費率0.05%で運用できることになりますね。

雪だるま新興国株の販売会社報酬は税抜0.02%ですので、これ(税抜0.0222%)よりも安いです。

雪だるま新興国株にポイントを付与しているわけですから、同額値下げ後のスリム米国株にもポイントを付与し続けるものと思われます。

>配当再投資効率を加味すると、本家VOOを買うよりスリム米国株を買ったほうがお得になります。

スリム米国株はその他コストがかかるとはいえ、確かにこれほどの微差だとスリム米国株が魅力的に映ります。

ただ、余りに報酬が低額になりすぎる投資信託が増えると、楽天の持ち出しが無限定に膨らんでしまいますので、いつかはポイント制度が改悪されると思われます。

更にDRIPが実装されれば、配当金再投資に手間もお金もかからなくなりますので、かかるコストは初回の購入手数料と為替手数料だけになりますので、VOOやVTIへの直接投資が魅力的になると考えています。

>ついに米国株インデックス投信の信託報酬が先進国株投信よりも安くなる日が来ましたね。

米国1国よりも欧州諸国が混ざった先進国株のほうが運用に手間も時間もかかるため、より高いのは当たり前といえば当たり前なのですが、先進国株ファンドの報酬が先に下がったのは競争の結果ですので、今回で正常化したといえるのかもしれません。

それよりも、異次元の値下げのきっかけはいつもSBIアセットマネジメントなのに、直ちに対抗値下げするスリムが全てを持っていく構造を打破する戦略を考えないと当て馬で終わってしまうことが気になっています。
非公開コメント

広告

プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入(+特定口座で4万円×4回=毎月16万円の積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
●カテゴリ「この投資信託がすごい」では、ベストバイファンドの具体名を明示しています。
●カテゴリ「インデックスファンドの基礎知識」を読めば、誰でも簡単に投資信託の必須知識を得ることができます。

新着記事通知用のツイッターアカウントはこちら。
https://twitter.com/tawaradanshaku

インデックス投資家必読の書

ブログ記事検索

他の投信ブログはこちら

管理