VTではなく、楽天カード投資でスリム先進国株

ネット証券3社で米国株の売買手数料の下限が撤廃され、少額でも手数料負けすることがなくなったことから、ブログ村等で投信ブログを見ると、投資信託ではなくVTやVTIを直接購入すべきかどうかを迷っている人に対するアドバイス記事が目につきます。

私の勝手なアドバイスは、次のとおりです。


ひたすらスリム先進国株の均等額積立買付を継続すべし。



※イオンカードの新規発行で、3か月連続で還元率が20%となります。
●d払い+イオンカードで40%還元か?
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1380.html

広告

米国ETFではなく投資信託を勧める理由ですが、投資信託には次の利点があるからです。


(1)つみたてNSAを利用することができる(値上がり益課税ゼロ)

(2)楽天カード投資を利用することができる(購入額の1%の楽天ポイントゲット)

(3)投信保有ポイントがある(保有額の0.048%の楽天ポイントゲット)


資産形成を真剣に考えるのであれば、これら3つのサービスは全て利用し、骨までしゃぶり尽くさなければなりません。

特につみたてNISAですが、もらえる非課税投資枠は毎年1枠ずつしかありません。
そのため、ある年につみたてNISAを利用し忘れると、みすみす非課税投資枠を1本、無駄にしてしまいます。

つみたてNISAの投資可能額は、毎年40万円×20年=800万円です(2019年から開始した人は760万円となり、2018年から開始した人よりも1本分の非課税投資枠を無駄にしてしまっています)。

私は、手元にまとまったお金があるときは、それを60等分し、60か月に分散してスリム先進国株を均等額積立購入することを推奨しています。
仮にそのように手持ち資金をリスク市場に投下した後、つみたてNISAの投資資金が足りなくなったときは、特定口座のスリム先進国株を毎年40万円ずつ解約し、つみたてNISA口座でスリム先進国株を40万円購入すればよいだけですから、何も困ることはありません。

※特定口座のスリム先進国株が含み損のときであっても困りません。
通常は含み損で売却すると損をします。
例えば、40万円で買ったスリム先進国株が35万円のときに売却して特定口座で35万円のスリム先進国株を買うと損をします。なぜなら、取得価額が40万円から35万円に下がるため、時価が40万円まで回復したとき、仮に買い換えずにそのまま保有し続けていれば値上がり益はゼロ円となり譲渡所得税・住民税は課税されませんが、特定口座で買い替えると値上がり益は5万円となり、5万円×20.315%=1万0157円の譲渡所得税・住民税が源泉徴収されてしまうからです。
これに対し、特定口座で買い替えるのではなくつみたてNISA口座で買い替えると、つみたてNISAでは値上がり益課税がなされないことから、特定口座のスリム先進国株をで売却してつみたてNISAでスリム先進国株を購入しても損はしないことになります。

つみたてNISAは1人月額3万3333円まで、楽天カード投資は1人月額5万円まで利用することができます。
夫婦であれば2人で10万円までの楽天カード投資をし、そのうち6万6666円はつみたてNISAに回すことができますので、普通の家庭であればこれだけで全ての投資需要を満たすことができます。

余計なことを考えず、楽天カード投資を利用してスリム先進国株を毎月5万円ずつ(うち3万3333円はつみたてNISA口座、うち1万6667円は特定口座源泉徴収あり)買い続けるだけで、期待リターン4%として30年で3500万円になりますし、期待リターン3%としても30年で3000万円になります。

我が国は今の現役世代が支払った掛金をそっくりそのまま今の年金世代に年金として給付する賦課方式を採用していますので(現在の年金世代が過去に支払った掛金はもっと上の世代の年金給付に使ってしまってほとんど残っていません)、我々が年金をもらう時点では少子高齢化によって現役世代が減るため、その時点の現役世代が支払うであろう掛金は激減し、我々がもらう年金も激減することになるでしょう。

我々は、快適な老後を送りたいのであれば、年金をあてにせず、今のうちに資産形成に励んでおく必要があります。
月額5万円の楽天カード投資とつみたてNISAの組み合わせは、資産形成にとってのベストアンサーであり、一人でも多くの人がこれを実践してほしいと考えます。


広告

コメント

40台なら先進国一択でいいかもしれませんが
20台に進めるなら新興国が入っていた方が良いのではないかと思ってます
たわら男爵は世代別のポートフォリオについてどう考えていますか?

No title

コメントありがとうございます。

>たわら男爵は世代別のポートフォリオについてどう考えていますか?

20代であろうが40代であろうが、スリム先進国株100%でよいと思います。

将来的に新興国が頑張れば、フィッチー社指数で韓国が先進国入りしたように先進国入りするでしょう。

実際、私がジュニアNISA口座で買っているのもスリム先進国株100%です。

NISA積立口座の証券会社変更について

たわら男爵様

初めまして。
いつもたわら男爵様のブログで資金の運用について勉強しています、30代の男性です。

現在夫婦で積立NISAをしており、
私はSBI証券でスリム先進国株を、
妻はセゾン投信でセゾングロバラと資産形成の達人を積み立てています。

今回男爵様の記事から積立NISAでも楽天カード支払いができると知り、
夫婦で楽天証券にNISA口座を変更したいと思っています。

ウェブで情報収集したところ、
積立NISA口座を別の証券会社にしても今まで積み立てた分は現在の会社でそのまま運用されると聞きました。
なので来年から楽天証券にNISA口座を変更しようと思うのですが、
NISA口座の証券会社の変更については上記の認識であっていますでしょうか?

また、証券会社を変更する際に気をつける点がありましたらご教授下さい。

今後とも男爵様の記事を楽しみにしております。
宜しくお願い致します。

No title

コメントありがとうございます。

>積立NISA口座を別の証券会社にしても今まで積み立てた分は現在の会社でそのまま運用されると聞きました。

つみたてNISAは毎年1本ずつ非課税投資枠が与えられる制度ですので、証券会社を変更すると変更前の非課税投資枠は元の証券会社に置いていく形になります。

>証券会社を変更する際に気をつける点がありましたらご教授下さい。

20年の非課税投資枠の恩恵を最大限受けるためには、変更前の証券会社に解約せずに残しておく必要があります。
20年後まで口座開設書類を保管しておかないと、ログインできなくなるリスクがあるという程度でしょうか。

NISA積立口座の証券会社変更について

たわら男爵様

早速ご返信を頂きましてありがとうございます。

証券会社を変更しても前の証券会社での非課税での運用が可能とのことでしたので、
来年からしっかりと積み立てNISA分の楽天ポイントも夫婦で頂こうと思います。

今後とも参考に致します。
宜しくお願い致します!
非公開コメント

広告

プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入(+特定口座で4万円×4回=毎月16万円の積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
●カテゴリ「この投資信託がすごい」では、ベストバイファンドの具体名を明示しています。
●カテゴリ「インデックスファンドの基礎知識」を読めば、誰でも簡単に投資信託の必須知識を得ることができます。

新着記事通知用のツイッターアカウントはこちら。
https://twitter.com/tawaradanshaku

インデックス投資家必読の書

ブログ記事検索

他の投信ブログはこちら

管理