SBI証券、1回2ドル22セント以下の米国株売買手数料を無料化

今、米国株の売買手数料の引き下げ競争が起きています。

最初に仕掛けたのはマネックス証券です。
マネックス証券が4日に米国株の売買手数料(約定価格の0.45%)の最低額を5ドルから0.1ドルに引き下げたところ、楽天証券がその翌営業日(5日)に0.01ドルに対抗値下げをしました。
そうしたところ、マネックス証券が、その翌営業日(8日)、0.01ドルに対抗値下げを発表しました。

SBI証券がどう対抗するか期待していましたが、売買手数料の下限を撤廃しました。



※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●スリム先進国株、節目の500億円に到達
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1391.html

●危うし楽天バンガード、米国ETFを4年半ホールドするとコストが逆転
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1390.html


※タイムバンクで全商品還元率40%のキャンペーンを開催中です。
●【先着2億円限定】タイムバンクで全品40%残高バックキャンペーンが開始しました
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1388.html#more


※イオンカードの新規発行で、7月25日から3か月連続で還元率が20%となります。
●d払い+イオンカードで40%還元か?
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1380.html

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ソースはこちらです。

●SBI証券、米国株式の最低取引手数料『無料化(撤廃)』のお知らせ~5米ドルから業界最低となる無料へ、大幅引下げ!~
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=corporate&dir=corporate&file=irpress/prestory190709_01.html

簡単に説明すると、こうなります。

米国株の売買手数料 約定額の0.45%
上限は20ドル(約定額×0.45%が20ドルを超えたら20ドルとなる)
下限は無料(約定額×0.45%が1セントを下回ったらゼロとなる)

約定額×0.45%が1セントを下回ったときとは、1回の約定額が222セント(2ドル22セント)以下のときです。
1回の約定額が2ドル23セントのときは売買手数料は1セントとなります。

1セントは1ドル110円として1円ですから、SBI証券とマネックス証券・楽天証券との違いは1円がゼロになるかどうかという点に過ぎません。
しかし、「最低取引手数料の無料化」というワードには人を惹きつけるパワーがあります。

SBI証券には「米国株・ETF定期買付サービス」があります。
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_foreign&cat1=foreign&cat2=none&dir=info&file=foreign_info_us_reserveorder01.html

これは、買付日を事前に指定し、買付日の始値で1株単位で成行注文できるサービスです。
毎月10日と25日にVTを1株ずつ購入するというような注文もできますし、毎週水曜日にVTを1株ずつ購入するという注文もできます。

これまでは売買手数料の最低額5ドル(1ドル110円として550円)がネックであり、VT(1単位75ドルのとき)を1株ずつ購入すると売買手数料だけで6.6%かかるため、実際は使い勝手が悪いサービスでした。
しかし、今後はVT(1単位75ドルのとき)を1株ずつ買っても売買手数料は33セント(1ドル110円として36円)しかかからないことから、今後は定期買付サービスが脚光を浴びることになるでしょう。

SBI証券のこのサービスは他社にはないものです。

●【悲報】サクソバンク証券の特定口座対応、2020年開始は無理そう
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1392.html

サクソバンク証券の特定口座の対応が遅れている今、SBI証券がDRIPを実装すれば、SBI証券が米国ETF投資の王者となることは間違いないでしょう。
売買手数料の引き下げとは異なり、DRIPには即日対抗することはできませんので、相当長期間にわたって他社に対する優位性を確保できます。

私は、DRIP、定期買付サービス、自動リバランスサービス(複数の米国株ないしETFを任意の配分比で自動買付設定し、任意の日に売却を伴う自動リバランスをするサービス)を実装した証券会社が米国株投資の王者になるのではないかと予想します。

特に最後に自動リバランスサービスは、誰もが待ち望んでいるサービスであるといってもよいほどです。
このサービスさえ実装されれば、米国ETFでバランスファンドを自作することができますし、VTI、VEA、VWOを利用した「VT三分の計」も簡単に自作することができます。
売買手数料の最低額が撤廃された今、コストを気にすることなく自動リバランスサービスを活用することができます。

SBI証券はこのうち定期買付サービスを実装済みであり、頭が一つ抜きんでています。
果たして最初に特定口座にDRIPを実装する証券会社はどこになるのか、私は楽しみでなりません。


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コメント

まとまったお金がある人は、slim 先進国株よりも、VTやVTI VOOを買い付けたほうが良さそうですね。

No title

ワンタップバイ少額利用者ですけど、これでワンタップバイの少額取引メリット消えましたね。

こういう場合ワンタップバイの保有銘柄はどうすればいいですかね?
一応プラスではあるんですけど…

このまま続けるか、売らずに持ってるだけにするか、売ってしまって、投資用資金にするか

ご教授お願いします

No title

コメントありがとうございます。

>まとまったお金がある人は、slim 先進国株よりも、VTやVTI VOOを買い付けたほうが良さそうですね。

アメリカ株が欲しい人はVTIやVOOを買ったほうがよいでしょうね。
VTは三重課税コストで大差ないため、普通の人はスリム先進国株を選択すべきです。

>ワンタップバイ少額利用者ですけど、これでワンタップバイの少額取引メリット消えましたね。

ざっと見たところ、売買手数料は0.5~0.7%、為替手数料は1ドル35銭ですから、全く優位性はありませんね。

>こういう場合ワンタップバイの保有銘柄はどうすればいいですかね?

ワンタップバイのサービス内容をよく知りませんので何とも言えませんが、今後利用するつもりがないのであれば、私ならば含み益のうちに全売却して口座も閉じてしまいます。

SBI証券は、手数料の引き下げ以前に
いい加減、ごちゃごちゃした見にくいホームページをなんとかして欲しいわ

No title

コメントありがとうございます。

>SBI証券はごちゃごちゃした見にくいホームページをなんとかして欲しいわ

私は全く気になりませんし、楽天証券よりも見やすく感じます。
この点は好き好きなのではないでしょうか。

No title

初コメ失礼します。

サクソバンクが2020年に特定口座+Drip対応できると仮定すると、マネックスやSBIがDrip対応したとしても、私ならしばらく様子見しますかね。

やはり取引手数料0.2%というのは大きいです。
現在、マネックスNISAで購入しているので米国株でも買付は手数料無料なので良いですが、特定口座対応してるなら、NISA枠に入らないお金はサクソバンクに入れますね。為替手数料もちょっと安いですしw

しかし、いろいろなサービスが出てきており楽しみですね。

No title

コメントありがとうございます。

>サクソバンクが2020年に特定口座+Drip対応できると仮定すると、マネックスやSBIがDrip対応したとしても、私ならしばらく様子見しますかね。

サクソバンクが2020年開始に間に合えばいいのですが、タイムリミットまで実質あと5か月しかありませんので難しそうですね。

>特定口座対応してるなら、NISA枠に入らないお金はサクソバンクに入れますね

現状ではサクソバンク証券は出庫に対応していませんので、そこもネックだと思っています。

>いろいろなサービスが出てきており楽しみですね。

私は、サクソバンク証券がDRIPに対応したことで、早晩ネット証券会社3社もDRIPに対応することになると予想しています。あとはどこが早くサービスを開始するだけにすぎないのではないでしょうか。

各社が競争することで我々はよいよいサービスを享受できます。ありがたいことですね。

No title

SBI証券は外貨(ドル)MMFからの自動決済が出来ませんので、外国株口座へ入れっぱなしにしたドルの税務面で不安です。ここが改善し、定期買付、DRIP、自動リバランスと揃えば無敵状態ですね。

No title

コメントありがとうございます。

>SBI証券は外貨(ドル)MMFからの自動決済が出来ませんので、外国株口座へ入れっぱなしにしたドルの税務面で不安です。

よく分かりませんが、MMFは特定口座内で処理されないのでしょうか?

特定口座内で処理されるのであれば、課税関係はそこで完結するため、心配することはないと思うのですけれど。

No title

言葉足らずで申し訳ございません。

>よく分かりませんが、MMFは特定口座内で処理されないのでしょうか?

外貨建MMFはもちろん特定口座です。したがって為替差益に対する課税はここで完結します。
しかしSBI証券では現在、外国株(ETF)買付時、外貨建MMFからの自動決済機能は無いため、外国株証券口座に積立購入資金(ドル)のまとまった額を置いておいた場合、この期間に為替差益が発生すると、自身で確定申告(雑所得)する必要があり、非常に面倒です。
そんなわけで、SBI証券さんによる外貨建MMF(特定口座)からの自動決済機能実装を待ち望んでおります。

No title

コメントありがとうございます。

>SBI証券では現在、外国株(ETF)買付時、外貨建MMFからの自動決済機能は無いため、外国株証券口座に積立購入資金(ドル)のまとまった額を置いておいた場合、この期間に為替差益が発生すると、自身で確定申告(雑所得)する必要があり、非常に面倒です

MMFから外国株口座にドルを自分で移動させて約定まで待機させる必要があるわけですね。理解しました。
確かに面倒です。売買したら自動でMMFにドルが移る建付けのほうがいいですね。

No title

ご返答ありがとうございます。

>売買したら自動でMMFにドルが移る建付けのほうがいいですね。

そうなればベストですね。「外貨版ハイブリッド口座」と言えましょうか。
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たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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