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DCニッセイ外国株式インデックスは、ファミリーファンド方式のDC専用インデックスファンドであり、そのマザーファンドはニッセイ外国株のマザーファンドと同じものです。

ニッセイ外国株は、5月23日付けのプレスリリースで、信託報酬を6月27日から税抜0.0999%に引き下げる旨を発表しています。
https://www.nam.co.jp/news/fpdf/190523_press101.pdf

DCニッセイ外国株式インデックスの信託報酬は、ニッセイ外国株が税抜0.109%に引き下げた後も税抜0.189%のままであり、DC専売品のほうが一般販売品よりも高いという逆転現象が起きていました。
そのため、DCニッセイ外国株式インデックスのホルダーはニッセイ外国株と同額の0.0999%への値下げを期待していましたが、今回の発表(税抜0.14%)によって、ニッセイアセットマネジメントは、DC専売品に関しては超低コスト戦争から離脱する意思を示したことになります。

DCニッセイ外国株式インデックスの販売会社は、SBI証券、岡三証券、東海東京証券の3社しかありません。
そして、SBI証券は、2018年11月、従来のプランを「オリジナルプラン」と名付け、新たに「セレクトプラン」を設定しました。セレクトプランには、ニッセイ外国株とスリム先進国株がラインナップされています。

オリジナルプランからセレクトプランへの移行手数料は無料ですから、プラン変更時に数か月間の投資不可能期間はあるものの、大抵の人はオリジナルプランからセレクトプランに移行したものと思われます。
つまり、DCニッセイ外国株式インデックスの純資産額はもう増えることが期待できなくなってしまったわけです。

今回のプレスリリースを翻訳すると、

DCニッセイ外国株式インデックスはもうダメやから、みんなセレクトプランに移ってな

ということになるでしょうね。

また、DCニッセイ外国株式インデックスの運用会社報酬は0.06%であるのに対し、ニッセイ外国株の運用会社報酬は0.0354%ですから、オリジナルプランのままDCニッセイ外国株式インデックスに投資してくれる顧客がいればいるほどニッセイアセットマネジメントは儲かることになります。
ニッセイアセットマネジメントは、今回の中途半端な値下げによって「みんなセレクトプランに移ってな」というメッセージを顧客に送っていますので、eMAXISシリーズの顧客を放置してeMAXIS Slimシリーズを新設した三菱UFJ国際投信が当初受けたような非難は受けずに済むでしょう。

そして、あえてDCニッセイ外国株式インデックスを相対的に高い信託報酬のまま残すという選択をしたことで、ニッセイアセットマネジメントはセレクトプランに移行しない顧客からの報酬を期待することができ、長い目で見れば、このことはニッセイ外国株の競争力を維持する材料になるものと思われます。


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●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
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