もしたわら先進国株よりも低コストな投信が発売されたらどうする?(2)

たわら先進国株よりも低コストな投信が出るとしたら、三井住友DC外国株Sの可能性が高いでしょう。

三井住友DC全海外株と同じ先進国マザーファンドに投資するもので、信託報酬は驚きの税抜0.16%。たわら先進国株が税抜0.225%ですから、まさに驚きの安さです。

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http://www.smam-jp.com/unpo/pdf/132109/132109_20151130z.pdf

上記リンク先の運用報告書によれば、

・ 信託報酬を含む実質コスト 税込0.244%(8頁)
※ たわら先進国株は税込0.257%(推定税込実質コスト)。たわら先進国株よりも安い。ただし、その差は0.013%(1000万円当たり1300円)に過ぎない。

・ マザーファンドの信託財産額 1740億3900万円(13頁)
※ たわら先進国株は3192億円。三井住友DC外国株Sの1740億円も十分な金額だが、前年比で647億円も資産が流出していることが気がかり。

・ 指標と乖離率(マザーファンド) マイナス0.1%(18頁)
※ たわら先進国株のマザーファンドはマイナス0.3%。たわら先進国株より優秀。

・ 株式先物比率 3.9%(14頁)
※ たわら先進国株は4.2%。たわら先進国株より優秀。

ということが分かります。

たわら先進国株より優秀ですね。

もし三井住友DC外国株Sが一般開放されたら、たわら先進国株の有力なライバルになるでしょう。
しかし、たわらノーロードシリーズには、三井住友DCシリーズにはない武器があります。それは、DCファンドを一般開放するのではなく、新規設定し、DCファンドのマザーファンドを買うことにした点です。

この差は信託報酬を気軽に下げることができるかに関係します。

DCファンドには既に多額の信託財産が積み上がっているため、その信託報酬を下げると運営会社は大損することになります。これに対し、たわらノーロードシリーズの信託報酬を下げても、その影響は新規設定されたたわらノーロードシリーズだけに限定されることから、運営会社は痛くもかゆくもありません。

そもそも、DIAMはDCファンドをもっぱら運営しており、一般販売されている投信がほとんどないことから、超低コストファンドを新設したとしてもDIAMの既存の顧客がたわらに乗り換えることはあり得ません。
そして、たわらノーロードシリーズの信託報酬をいくら切り下げたとしても、もともと運営会社が販売対象にしていなかった分野(一般証券会社を通じた投信の一般販売)の顧客を他社から奪うだけですので、DIAMは顧客が増えれば増えるだけ丸儲けになります。
しかも、たわらノーロードシリーズは、既に存在する巨額のマザーファンドに注文を出すだけで、実際の運用は全てマザーファンドがやってくれるわけですので、本当に売れば売るほど金が入るわけですね。

したがって、もし三井住友DC外国株Sが一般公開されたとしても、たわら先進国株は信託報酬を対抗値下げするはずです。

たわらは本当にすごいシステムだと思います。考えた人はえらいですね。

そういうわけで、このブログのタイトルも変えずに済みそうです。



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コメント

通りすがり

たわら先進国株は税込0.257%(推定税込実質コスト)。
たわら先進国株よりも安い
ちょっと意味不明?

No title

コメントありがとうございます。

三井住友DC外国株Sの方がたわら先進国株より信託報酬が安いという意味です。

No title

訂正です。

信託報酬ではなく、信託報酬を含む実質コストでした。
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たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入(+特定口座で4万円×4回=毎月16万円の積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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