iDeCoランキングに見るカサブタ投資の重要性

iDeCo(確定拠出型年金)について、マネックス証券が3月8日付けで特集記事を出しています。

●みんなはどれを選んでいるの?iDeCo運用商品ランキング
https://info.monex.co.jp/news/2019/20190308_01.html



※よろしければ、次の記事もご覧ください。

♪近ごろ私たちはペイ祭り 悪いわね ありがとね これからもよろしくね
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1245.html

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私は、かねてからiDeCoには懐疑的です。
その理由は、次のとおりです。

(1)iDeCoは一旦加入すると脱退することができず、リタイア時まで資金拘束を受けるばかりか、追加投資をしなかったとしても、その間ずっと手数料を支払い続けなければならないこと

(2)iDeCoは課税の繰り延べ(高い所得税率が適用される現役時の所得を減らし、低い所得税率が適用されるリタイア時の所得を増やすもの)にすぎず、受取時の課税関係(勤務先から受領する退職金等)をよく検討しないとかえって損をする可能性があること

(3)財務省が絶対に廃止しない特別法人税が凍結解除されるリスクがあること

したがって、軽い気持ちでiDeCoに加入してはならず、その前に入念な検討を重ねてから加入すべきです。
ただし、現時点で最高水準の所得税率が適用されている高額所得者は、リタイア時の課税関係を検討することなく直ちに加入したほうが得をします(税制改正されて所得税率が激増しない限り、リタイア時の所得税率が今を超えることはないと思われるからです)。

さて、本題です。

マネックス証券が公表したランキングを見ると、

1位 スリム先進国株
2位 DIAM国内株(※)
3位 スリム新興国株

であることが分かります。

※2位のDIAM国内株の信託報酬は税込0.1674%であり、これは最近Smart-i TOPIXに対抗値下げしたスリムTOPIXと同じです。
マネックス証券のiDeCoでしか買えないお宝ファンドであったわけですが、スリムTOPIXについに追い付かれてしまいました。

このランキングを見ると、マネックス証券の顧客は、iDeCoにおいても「全世界株に対する分散投資」という伝統的な投資方法をしていることが分かります。
そして、ベスト3のファンドは、いずれも抜群の超低コストファンドですから、これらを買っておけば間違いない投資結果を得ることができるでしょう。

たいして、オリジナルプランが規定上限数に達し、スリムシリーズを導入することができず、セレクトプランという別枠を新設するという奇策を採用したSBI証券ですが、そのランキングはひどいことになっています。
https://site0.sbisec.co.jp/marble/insurance/dc401k/ranking/dc401kranking.do?

目を覆う結果です。

この原因は、マネックス証券ではスリム先進国株の成績が多少落ちてもスリム先進国株を買うしかなく、選択の余地がないのに対し、SBI証券ではその多すぎるファンドの数のせいで顧客が目移りし、頻繁な乗り換えがなされているからと思われます。

ちなみに、SBI証券の1月の購入件数ランキングの月間1位はiFreeダウ、2位はiFree8資産バランスでしたが、2月はそれぞれ36位と31位に急落しています。

インデックス投資では、相場の値動きに関係なく、何があってもストロングホールド及び均等額積立買付を継続することが極めて重要です。
相場の値動きに右往左往し、「損切り」という言い訳を自分にして値下がったものを解約したのでは、いつまでたってもお金は増えません。

インデックス投資では、相場が下がった時こそ保有口数を増やす絶好のチャンスですが、覚悟がない人は我慢ができず、いじってしまいがちです。


カサブタは、どれほどかゆくても、どれほど気になったとしても、絶対に触らず放置するのが鉄則です。


インデックス投資はカサブタ投資である。


インデックス投資ではこのことを常に念頭に置き、いじりたいという欲求に打ち勝たなければなりません。
そして、そのためには心を無にし、何事にも動じない不動心を持つ必要があります。

参考記事です。

●「不動心」を持つ秘訣
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1161.html


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コメント

No title

あなたのどこに不動心があるのでしょうか。
言っていることと違う事ばかりするし。
信念なきぶれぶれな記事ばかり書いて。
こんなくだらない記事はもう誰も関心がありません。

No title

コメントありがとうございます。

>言っていることと違う事ばかりするし。

このブログでは、終始一貫して、低コストで安定運用をしている先進国株ファンドを均等額積立買付していくことを推奨しています。

インデックス投資の成功の秘訣は実にシンプルであり、これができる人は成功し、できない人は成功しないというだけです。

ぜひあなたもこのやり方を不動心をもって実行し、お金を増やしてください。

sbiのidecoランキングですが、現在オリジナルプランからより有利なセレクトプランへの移行中の方が多いと思われ、ちょうどオリジナルでの運用商品が売却→現金化(セレクトでの買付けはまだ)の状態のため、ああいったランキングになっているのではないでしょうか?違ったらすみません。

No title

コメントありがとうございます。

>現在オリジナルプランからより有利なセレクトプランへの移行中の方が多いと思われ、ちょうどオリジナルでの運用商品が売却→現金化(セレクトでの買付けはまだ)の状態のため、ああいったランキングになっているのではないでしょうか?

その可能性はありますね。
セレクトプランが実働後、ランキングがどうなるかに注目したいと思います。
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Author:たわら男爵
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http://www.masuitousi.com/

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●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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