まずは、スリムシリーズのフラッグシップファンドであるスリム先進国株が節目の300億円に到達しました。
スリム先進国株の本日付けの純資産額は、303億5500万円となります。
続いて、8資産均等型バランスファンドを世に広めたスリムバランスが節目の200億円に到達しました。
スリムバランス(8資産均等型)の本日付けの純資産額は、200億0800万円です。
そして、まさかの私募ファンドのマザーファンドを利用し、S&P500指数に連動する超低コストファンドを作ったスリム米国株が節目の100億円に到達しました。
スリム米国株の本日付けの純資産額は、102億1100万円です。
最後に、MSCIジャパン指数の日本株マザーファンドを新設し、MSCI全世界株式指数に連動する意欲作であるスリム全世界株(オール・カントリー)が節目の10億円に到達しました。
スリム全世界株(オール・カントリー)の本日付け純資産額は、10億2800万円です。
上記各ファンドは投信ブロガーの支持を集めており、FOY2018のランキングは、
スリム先進国株 1位
スリムバランス 5位
スリム米国株 8位
スリム全世界株(オール・カントリー) 3位
となっています。10位のスリム全世界株(除く日本)を含めれば、スリムシリーズはベスト10の半数(5ファンド)を占めるに至っており、FOY2018はスリム軍団が制しました。
スリム軍団に対抗するのはチームニッセイですが、ニッセイシリーズはニッセイ外国株だけしかないというイメージを払拭できていません(ニッセイTOPIXは207億円、ニッセイ外国債券は97億円、ニッセイJリートは91億円、ニッセイ国内債券は65億円、ニッセイグローバルリートは52億円、ニッセイ日経平均は51億円、ニッセイ4資産均等型は29億円、ニッセイ日経400は12億円であり、純資産額がそこそこあるものもありますが、ほとんどの人は知りません)。
そして、バンガード社のブランド力を背景とする楽天バンガードファンドシリーズは、楽天全米株307億円、楽天全世界株166億円、楽天高配当株14億円であり、チームニッセイ以上に未来がありません。
バランスファンドを一挙に3種類も投入する戦略ミスがなければ、バランスファンドの分野で覇権を得ることができたかもしれないことを思うと、もっと早期に専用サイトを作って広く意見を聞くという方針転換をすべきでした。
FOYの表彰式が一般紙で報道されるなど、投信ブロガーの影響力は無視できないものになりつつあります。
●「目利きの個人」が選ぶ18年のベスト投信
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO39998500V10C19A1000000?channel=DF280120166571&style=1「個人に支持されている」という評価は販売増にもつながるため、運用会社がこのランキングの公表時期を見据えてコストを改定するなど業界への影響力も年々強まっている。
私は、かねてから、公式サイトで「何でも質問箱」を作り、そこに寄せられた質問や意見と、それらに対する運用会社の回答を公表すべきであると述べてきました。
スーパーマーケットの片隅にある掲示板のようなイメージです。
更に加速感を求めるのであれば、ツイッターで公式サポートアカウントを開設し、質問箱を設置して即座に回答し、公式サイトにそれらのやり取りをまとめるようにすれば、運用会社と顧客の結束は強まることでしょう。
ちなみに、もしたわらシリーズが「たわら宣伝部長」というツイッターアカウントを開設し、質問箱の質問には1~2営業日以内に回答すると宣言し、「たわら宣伝部長」誕生記念として、たわら先進国株の信託報酬を税抜0.109%に引き下げれば、たわら先進国株はベストバイ先進国株ファンドの座を取り戻すことができると考えています。
コメント
No title
2019/01/18 20:28 by aaa URL 編集
No title
>ニッセイ新興国株の実質コストがとんでもないことになってますね
新記事にしましたが、非常に高コストですね。
2019/01/19 13:56 by たわら男爵 URL 編集