【転売屋排除】ペイペイボーナスの没収基準と対処方法

先月、20%残高バックキャンペーンを打ち出し、社会現象を起こしたバーコード決済PayPay(ペイペイ)ですが、いよいよ本日からペイペイボーナス残高の付与が開始されました。

ペイペイボーナスは、本日から10日までの3日間にかけて、各決済単位ごとにバラバラに付与されます。


※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●【追記あり】ペイペイボーナス付与日を控え、新キャンペーンがスタート
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1166.htm

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さて、ペイペイと言えば、20%残高バックキャンペーンや全額残高バックキャンペーンという度肝を抜くキャンペーンを打ち出したほか、多くの不正利用を許したことでもまた社会現象を起こしました。

不正利用に対してどのような対策を打ち出すかが注目されたペイペイ社ですが、本日、転売屋を排除する意思を表明しました。

こちらです。

●PayPayボーナス等が「付与取消」となる場合の理由について
https://www.paypay-corp.co.jp/notice/20190108/02/
皆様に安心してご利用いただくために日々実施している決済のモニタリングのなかで、不正利用・不正行為との類似性をもって、キャンペーンの景品や特典の付与を取り消すことや、PayPayサービス利用規約に基づきPayPayアカウントを停止させていただくことがございます。
(例)
クレジットカードの不正利用
架空の取引
取引の分割
不当な取引や返金によるPayPayボーナス等の詐取
1人のお客様による複数名義の支払い手段での利用
複数のPayPayアカウントでの同一クレジットカードの利用
PayPayアカウントやYahoo! JAPAN IDの不正利用


ここで注目すべきは、取引の分割、不正な取引によるペイペイボーナスの詐取、複アカの使用禁止の3点です。

取引の分割とは、3種類の商品を買ったとして、通常であれば1度でレジを通すはずのところ、商品Aで1度目のペイペイ決済、商品Bで2度目のペイペイ決済、商品Cで3度目のペイペイ決済をすることを指すものと思われます。
レジの時間が極めて密着していると、「取引の分割」との疑いをかけられ、ペイペイボーナス残高が取り消される可能性があります。

つぎに、不正な取引によるペイペイボーナスの詐取ですが、これは商品Aを購入する際、全額残高バックが当選するまでペイペイ決済とキャンセルを繰り返すことのほか、転売目的での購入を指すものと思われます。
ペイペイは、決済した瞬間に全額残高バックか20%残高バックかが判明するため、全額残高バックが当選するまで、ペイペイ決済とキャンセルを繰り返す人が散見されました。こちらは完全にアウトです。
また、複数の商品(switch、iPad等)を購入して即座に転売する人も続出しました。

これらは決済履歴から簡単に把握できますので、この技をした人は、残念ながら全額残高バックの当選は取り消されることになるでしょう。
複数の商品を購入した人は、正当な購入目的だったかについて、後述する専用フォームで説明しなければなりません。

おそらく、このような説明をすれば大丈夫のはずです。

自分用のほか、妹の小4になる息子にプレゼントする目的で購入しました。妹の氏名は~、甥の氏名は~で、その住所は~、電話番号は~です。妹に事情は説明してありますので、御社から妹に電話等でご連絡いただいても構いません。
転売目的ではないことを示すため、昨日撮影した写真を1枚ずつ添付します。購入したswitchを持って笑っている子供が甥です。


最後に、複アカの禁止ですが、ペイペイ社は、今回、客観的な基準を打ち出しました。

(1)他人名義のクレジットカードによる決済をしたとき
(2)1つのペイペイアカウントに複数名義のクレジットカードや銀行口座を紐づけて決済をしたとき
(3)同一名義のクレジットカードを複数のペイペイアカウントに紐づけて決済をしたとき

これらはすべて排除されることになるでしょう。

同じクレジットカードを複数のペイペイアカウントに紐づけた人はまさかいないと思いますが、もしいたら即アウトです。

問題は、AさんがA名義のクレジットカードをA名義のペイペイアカウントに紐づけ、Aさんの妻BさんがA名義の別のクレジットカードをB名義のペイペイアカウントに紐づけたケースです。
おそらくこれも排除されると思われます。なぜなら、クレジットカードは、規約によって例え妻であっても利用させてはならないからです(妻に利用させたいときは、家族カードを発行すればよい)。


心当たりがある人の対処方法です。

1、まずは10日まで、ペイペイボーナスが残高にバックされることを祈ってください。この段階でペイペイ社に問い合わせてはいけません。
雉も鳴かずば撃たれまいという諺を思い出すべきです。

2、11日になってもペイペイ残高が付与されないときは、下記の専用フォームから問い合わせてください。

正当な利用にもかかわらず、付与が取り消されている場合は、調査いたします。こちらの 付与についての質問フォームにて詳細をご連絡ください。
調査を進める上で、決済結果画面の確認やお取引の証憑の提出をお願いさせていただくことがございます。また、必要に応じて、お取引の対象の加盟店様へ取引の確認や売上証憑の確認をさせていただきます。
さらに、公的機関への提出書類の確認をお願いしたり、公的機関による捜査へのご協力をお願いする場合もございます。
調査を進める場合はお時間を頂きますので、あらかじめご理解いただければ幸いです。
調査の結果、キャンペーンの景品や特典を付与することになった場合、付与時期を改めてご連絡いたします。
—————————
PayPayボーナス等の付与についての質問フォーム
https://support.paypay.ne.jp/paypay_bonus


私の予想では、不正利用を許したことに対して社会的な批判がなされたことから、ペイペイ社は、疑わしい取引についてとりあえずペイペイボーナス残高の支払を凍結し、顧客からの調査フォームによる調査依頼を受けて個別に凍結解除を判断することにしたのだろうと思われます。
通常の連絡窓口とは別に、あえて専用フォームを作った理由は、今後、多数の問い合わせが発生することを予想し、それに組織的に対応するための前準備であろうと考えられるからです。

今回のペイペイ社の対応によって、相当な数の転売目的での購入が排除されることになると思われます。

私は、前回の記事で、ペイペイ社は1月10日のペイペイボーナスの付与と同時に大規模キャンペーンをするのではないかと予測しました。
しかし、今回の発表を踏まえると、ペイペイ社は転売目的での購入を排除することによって浮いた金をキャンペーン金額に上乗せする形で第2弾キャンペーンを行うのではないかと予想します。
しかも、次回は、クレジットカードの不正利用を完全に排除するため、紐づけたクレジットカード決済は除外し、ペイペイ残高決済に限定するのではないでしょうか。

※ペイペイ残高チャージは、ヤフーカード限定のクレジットカードチャージか銀行口座からの入金に限定されています。


もしこのようにすれば、ペイペイは不正利用の悪評を克服したものとして社会的に評価され、2度目の社会現象を巻き起こすことができるものと思われます。

果たして私の読みは当たるのかどうか。
転売屋の悲嘆の声によって幕開けするペイペイ劇場から目が離せません。


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コメント

取引の分割の何がいけないのかわかりません。
A、B、Cを買うとして、全体の全額のキャッシュバックを狙うか、一つずつ買って3倍の確率で3分の1のキャッシュバックを狙うかの違いであって。
ルール違反(マナー違反)になるのですか?

No title

コメントありがとうございます。

>取引の分割の何がいけないのかわかりません。

利用規約には下記の記載があります。

本サービスの利用態様に照らし、本サービスの利用者として不相当と当社が認めた場合


端的に言えば、ペイペイ社が取引の分割は不定期等と判断したからダメだということになります。

全額当たるまで返品したりとか、ポイントゲットしてから売りに出したりとかは、ポイントの大量取得が可能ですよね。
だけど、A、B、Cを別々に会計しても、ポイントを普通より大量取得することはできません。何が悪いのか理解できないのです。

No title

コメントありがとうございます。

>取引の分割の何がいけないのかわかりません。

少なくとも、加盟店は迷惑でしょうね。

ペイペイ社がいう「取引の分割」が何を指すのかいまひとつ不明ですから、商品Aの代金の分割支払いだけではなく、本文に記載した支払方法等、一般的な支払方法とは異なるものについて排除されるリスクがあることを考慮すべきです。

No title

paypay取消し祭になってますね。
男爵様の予想通りで、恐れ入ります。

No title

コメントありがとうございます。

>paypay取消し祭になってますね

転売屋を始めとする不適切使用を排除できるかどうかで、ペイペイが電子決済の覇権を得ることができるかどうかが決まります。

私は、ペイペイが3Dセキュアに対応し、安全性が確認できた時点で、第2弾の100億円キャンペーンを打つのではないかと考えています。
今回の取り消したお金をキャンペーン金額に上乗せすれば、マスコミはこぞって大々的に取り上げてくれますから、宣伝効果も抜群です。
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Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

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●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入。
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