相場急落時の買い方

円高と米国株安のダブルパンチを受け、投資信託の基準価額が急落しています。

スリム先進国株の設定来高値は1万2435円(2018年10月4日)であり、26日付けの基準価額は9946円ですから、わずか3か月弱で20%ほど下落したことになります。



※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●スリム先進国株、たわら先進国株を抜き、第4位に躍進
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1154.html

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このようなとき、我々は「バーゲンセールに乗り遅れてはいけない」と考え、無計画に追加投資をしがちです。
相場が上昇すれば追加投資は成功したといえますが、往々にして相場は更に下落するものです。

人は、儲けよりも損失を気にします。
罪深いのは、実際の損失ではなく、得べかりし利益を得られなかったときも、同じように気にしてしまうということです。

だから、慌てて買ってはいけません。
じっくりと、ゆるゆると買うべきです。

これを読んで、

「そんなに悠長な買い方をすれば、途中で相場が回復してしまい、買い損ねてしまうではないか」

と思った、そこのあなた。既に相場に毒されています。

まず、我々が守るべきは、どのような相場状況になろうとも、最初に自分で決めたとおりの均等額積立投資を維持継続することです。
金額を減らしては絶対にいけません。ここでビビッて金額を減らすと、均等額積立投資を選択した意味がなくなってしまうからです。

均等額積立投資は、理論的には一括投資よりもリターンは劣後します。
なぜなら、一括投資のほうがより大きなリスクをとる以上、リターンもまたより大きくなるからです。

●積立投資は保険である
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-435.html

我々は、均等額積立投資を選択することで、リターンを保険料として差し出し、狼狽売りをしないで相場に居続け、稲妻の輝く瞬間を逃さないための固い意思を得たわけです。

そのため、相場が下落したからといって積立額を減らすのは、成功への途をみすみす放棄したに等しい愚行というべきです。

これに対し、相場が下落したとき、ウキウキしてリスク資産を買いすぎることも避けるべきです。
なぜなら、更に相場が下落したとき、「あのとき買わないでお金を取っておけばよかった」と後悔することになるからです。

しかし、ここでの問題の所在は、「相場の大底は後にならないと誰にも分からない」ということです。

したがって、我々は、

(1)事前に自分で決めた均等額積立投資を維持継続すること
(2)追加投資をしたいという欲望にかられたときは、大底で買おうというスケベ心は捨て、毎月の積立金額を少しだけ増やして面で買うこと

を厳守すべきです。

※不思議なもので、「バーゲンセールに乗り遅れてはいけない」というスケベ心は、毎月の積立金額を少し増やすだけで消えてなくなってしまいます。


私は、岡三オンライン証券のキャンペーンのため、スリム先進国株を12万円、これまでに買いました。

●岡三オンライン証券でスリム先進国株を買って、「梅屋敷本」を手に入れよう
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-915.html
●岡三オンライン証券でスリム先進国株を10万円買って、アマギフ1000円を手に入れよう
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1057.html

梅屋敷本は90名、アマギフは70名の狭き門でしたが、私は両方に当選しています。

※アマギフは、先ほどメールを見ていたら、26日15時07分に下記のメールが届いていました。

平素より岡三オンライン証券をご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度は、「投信サービスリニューアル記念キャンペーン」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
厳選なる抽選の結果、お客さまが当選されましたので、お知らせいたします。おめでとうございます!
以下の通り、Amazonギフト券をお送りさせていただきます。
■Amazonギフト券
ギフト券番号:●●●●
金額:1,000円
有効期限:2028/12/21

岡三オンライン証券で投資信託を買っている人はいないんじゃないかという疑念がふと頭をよぎりましたが、ありがたいことです。

そこで、私が買った12万円のスリム先進国株がどうなったのか気になって見てみたところ、なんと、9万6921円(-19.23%)にゲロ下がりでした。

そんなとき、このキャンペーンを思い出しました。

投信つみたて応援キャンペーン
https://www.okasan-online.co.jp/campaign/2018/fund/2018_12_10/

このキャンペーンは、積立設定をして12月から来年6月まで投資信託を購入すると、購入金額に応じて、合計3万円以上なら1000円、9万円以上なら1500円、15万円以上なら2000円の現金がもれなくもらえるというものです。

計算してみれば分かりますが、積立買付金額が大きくなればなるほど還元率は低下していきます。
そのため、毎月5000円ずつ積立買付設定をするのが最も得ですが、毎月2万5000円ずつ積立買付設定をしたとしても、還元率は1.33%ですから悪くはありません。少なくとも楽天カード投資の還元率1.0%を超えます。

というわけで、私は、岡三オンライン証券のスリム先進国株の含み損を消すため、このキャンペーンを利用して、月額2万5000円ずつ6回の均等額積立投資を開始することにしました。

なお、松井証券で行っている「スリム全世界株リバランス積立」ですが、こんな感じです。

●スリムTOPIX
330,220
-80,049 (-19.5)
●スリム先進国株
2,639,453
-458,364 (-14.8)
●スリム新興国株
348,332
-63,812 (-15.5)
●合計
3,318,005
-602,225 (-15.4)

こちらは何も小細工はせず、従前どおり、淡々と毎営業日1万円ずつ投下していきます。


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コメント

いつもためになる記事を読ませていただいて感謝しております。
三回前の記事の楽天PayのID停止問題は解決しましたでしょうか?
自分は現在貯蓄用口座として楽天銀行を利用しております。
たわら男爵様の記事を読み検索をしたところ2015年の楽天銀行口座大量凍結問題が出てきました。
オークションを使用していないような生活用口座の人も凍結され、まったく説明責任を果たさないとの事でした。
今回の件の楽天の対応はいかがだったでしょうか?
もし同じように特に理由もなく停止するようなことをしていたのならば資金を移動させるべきか悩んでおります。

No title

以前地獄の底まで落ちたときに積立増額すべきと書かれていたと思います。大底は誰にも読めないと思いますが、男爵様的には直近の高値からどの程度下落した場合、地獄の底だと感じますでしょうか?

No title

下落したら買い増し。かっこいい。
リーマンショック経験者ならできません。
今は毎日積み立てありますから、口数多く買えたぐらいがちょうどいいのと思います。

No title

コメントありがとうございます。

>三回前の記事の楽天PayのID停止問題は解決しましたでしょうか?

追記をしましたが、既に解消されています。
楽天は言葉を濁していますが、どうやら間違ったプログラムで凍結してしまったようです。

>大底は誰にも読めないと思いますが、男爵様的には直近の高値からどの程度下落した場合、地獄の底だと感じますでしょうか?

全く分かりません。
ただし、大底は誰も買う人がいなくなった瞬間のことですから、ネット上で買い増し出動に向かう人が散見される限り、まだまだ大底とはいえないと思います。

>今は毎日積み立てありますから、口数多く買えたぐらいがちょうどいいのと思います。

私も、あえて買い増しする必要はないと考えます。
ただ、どうしても買いたい衝動を抑えきれない人は、点ではなく面で買うべきです。

No title

"点ではなく面で買う”、良いですね。

私はリーマンショックの際は怖くなり全額解約してしまい、2013年まで相場から離れていました。今は何とか市場に残り続けるべく、自身に言い聞かせています。

No title

コメントありがとうございます。

>今は何とか市場に残り続けるべく、自身に言い聞かせています。

投資の成功をお祈りしています。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
●カテゴリ「この投資信託がすごい」では、ベストバイファンドの具体名を明示しています。
●カテゴリ「インデックスファンドの基礎知識」を読めば、誰でも簡単に投資信託の必須知識を得ることができます。

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