「市場サイクルを極める」は最高の本

とても素晴らしい本です。

既に右端の「インデックス投資家必読の書」にも加えました。
必読すべき本です。

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帯の煽り文句がすごいです。

「ハワード・マークスからの「顧客向けレター」が届くと、私は何をおいても必ず真っ先に読むことにしている。常に新しい学びがあるからだ。」(ウォーレン・バフェット)
「当代最高の投資家が、サイクルという重要な概念を説明している。必読。」(レイ・ダリオ)

これだけ見ても、読みたくなりますよね。

2018年10月31日発売。2200円(税別)。

著者はアクティブ投資家ですから、インデックス投資家である我々が買う価値があるのかと思う方もいるかもしれません。

断言します。絶対に買うべき本です。
しかも、電子版ではなく紙の本で買ってください。間違いなく、折に触れ、何度も読み返したくなるからです。

この本は、高値買いと狼狽売りを避ける最高のお守りになってくれます。

上記書籍の中から、私が感銘を受けた部分を抜き出してみます。


リスクに対する姿勢が極端な状態からもう一方の極端な状態へと変化すると、利益あるいは損失の可能性も変化する。
すべてが順調で資産価格が上昇しているとき、投資家は未来はバラ色だと感じ、リスクは自分の味方であって、利益も簡単にあげられると考える傾向にある。
そして、誰もが同じような感覚を抱くことから、価格にリスク回避的な要素はほとんど織り込まれず、したがって危険な状態になる。リスク回避の度合いを強めるべきときに、投資家はリスクに寛容になるのだ。
そして、出来事が良くない方向に行くと、投資家も同じ動きをたどる。市場は損失を生む場所、リスクは何としても回避しなければならないもの、損失はどうしようもなく避けがたいものだと考えるようになる。
行き過ぎた警戒感が優勢になると、誰もが、楽観的な要素が少しでも含まれるシナリオを受け付けなくなり、想定の中に「そんなひどい話があるわけない」と言えるようなものがある可能性も認められなくなるのだ。

一般社会では、物事はたいてい「すばらしい」状態と「それほどでもない」状態の間を行き来する。
ところが投資の世界では、投資家の認識が往々にして「非の打ちどころのない」状態と「絶望的な」状態の間で揺れ動く。


どうですか?
読みたくなりませんか?


インデックス投資で成功するための秘訣は、

長期、分散、つみたて投資とその継続を低コストで行うこと(@バンガード社)

です。

相場の値動きに関係なく、淡々と、事前に決めた金額を事前に決めたタイミングで市場に投下していくことができる人は成功し、できない人は成功しません。
非常にシンプルな戦略ですが、余りにシンプルすぎるため、余計なことを考えて余計な行動をしてしまいがちになります。

そんなとき、この本を読んでいれば、

暴落も暴騰も、所詮はサイクルの揺れ動きにすぎない。
上がったものはいずれは下がり、下がったものはいずれは上がる。振り子のようにトレンドラインの周りを回転しながら、長い目で見れば右肩上がりに上昇していくに違いない。

と確信をもって均等額積立投資を継続することができることでしょう。

この本は、インデックス投資で成功を願う投資家は誰でも必読すべき最高の書です。
繰り返します。必読すべきです。


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コメント

No title

名著「投資で一番大切な20の教え」と比べると内容が浅く冗長な印象を受けました。

タイミング投資の難しさと市場の熱狂や絶望に付き合わないことの重要性を説いていますが、「市場サイクル」を実践的に見極めることは不可能なわけで本の題名としてはどうかなと。
この重要な投資スタンスは「投資で一番大切な20の教え」でも主張していましたし。

結局、相場が熱狂している時はディフェンシブなポジションに落とし、絶望している時は目をつぶってリスクウェイトを上げろと説いていると思いますが、それもまたある意味、逆張り的なタイミング投資な訳で。

一般投資家として著者の慧眼を活かすなら、5:5なり6:4なり、定期的にリバランスさせながら自分で決めたリスクウェイトを一定に保つことが市場とうまく付き合う早道だと理解しました。

結論がそうなら、ページ数としては長すぎるなと(笑)

No title

コメントありがとうございます。

>名著「投資で一番大切な20の教え」と比べると内容が浅く冗長な印象を受けました。

サイクル論というひとつのテーマに絞って、ここまでねちっこく論じてくれますので、私は不動心を養う最高の教科書であると感じました。
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●つみたてNISA(SBI証券)は「たわら先進国株」を年初一括購入中。
●クレジットカードによる投信積立サービスを利用し、SBI証券・楽天証券・auカブコム証券で「たわら先進国株」を毎月5万円ずつ購入中。

●無リスク資産は、個人向け国債変動10とauじぶん銀行(金利0.2%)。

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