【必見】横断歩道で待っている自転車がいたとき、さてどうする?

今日は書くことがないため、横断歩道の入口で、自転車に乗り、片足をついている人がいたときの対処方法についてお伝えします。

車を運転する人は必見です。

関連記事です。

●【必見】意外と知らない追越しの作法
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1075.html#more

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道路交通法38条です。

●第1項
車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。
この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。
●第2項
車両等は、横断歩道等(当該車両等が通過する際に信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等により当該横断歩道等による歩行者等の横断が禁止されているものを除く。次項において同じ。)又はその手前の直前で停止している車両等がある場合において、当該停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない。
●第3項
車両等は、横断歩道等及びその手前の側端から前に30メートル以内の道路の部分においては、第30条第30条3号の規定に該当する場合のほか、その前方を進行している他の車両等(軽車両を除く。)の側方を通過してその前方に出てはならない。

道交法38条は、概要、次のように規定しています。

(1)横断歩道の通行者がいないことが明らかなときは、そのまま進行してもよい。
(2)横断歩道の通行者がいないことが明らかではないときは、横断歩道の直前で停止できる速度で進行しなければならない。
(3)横断歩道の歩行者がいるときは、横断歩道の直前で一時停止し、通行車の通行を妨げてはならない。

この解説書によれば、


歩行者等に向けられた信号機の信号が赤色の灯火であるため、青色の灯火に変わるまで待っているときは、「横断しようとしている歩行者等」には当たらない。


とされていますので、信号機によって歩行者等の横断が禁止されているときは、車はそのままの速度で進行することができることになります。

問題は、自転車横断体のない横断歩道の入口で、自転車に乗り、片足をついている人がいたときです。
この場合、車は速度を緩め、横断歩道の直前で停止し、自転車の通行を優先させなければならないのでしょうか?

上記解説書によれば、


路面に両足で立って、自転車のハンドルを持っているときは、自転車を押して歩いてきた者の一時的停止状態と見ることができるから、これは歩行者であると解されるので、その歩行者がその横断歩道によって横断するのかどうか明かでないときは、車両等の運転者には本項1項前段の義務が生ずる。
しかし、所問のような自転車乗りの一時的停止状態は、引き続き運転進行するという意思が明らかであるので、歩行者とみなすことはできないであろう。


とされていますので、車は速度を緩めることなく、そのまま進行すればよいことになります。

ただし、自転車が横断歩道に飛び出てくる可能性があり、速度を緩めないでそのまま進行すると、飛び出した自転車をはねてしまうリスクがありますので、法律上の義務はなくても、実際には速度を緩めたほうがよいでしょう。

この点について、上記書籍によれば、


横断歩道を通行する自転車乗りに関して、昭47.8.12東京地裁の次のような判例がある。
「自転車の運転者が道路を横断するにあたって横断歩道を利用する場合には、自転車に乗ったまま疾走し、飛び出すような形で横断歩道を通行することは厳にしてはならないというべきであって、自動車通行者はこのような無謀な横断者はないものと信頼して運転すれば足りる。」


とされていますので、飛び出した自転車をはねたとしても、法的責任は回避できる可能性があります。
しかし、道路で既に死んでいる犬や猫をひいても非常に気分が悪いのに、生きている人をはねてしまうと精神的にくるものがあるでしょうし、逮捕されるリスクもありますので、自転車の飛び出しに対処できる速度まで緩めて進行したほうがよいでしょう。


では、自転車が自転車通行帯のない横断歩道上の通行を開始しているとき、車はどうしたらよいでしょうか。

上記解説書によれば、


歩行者とは、歩いている人はもとより、二輪の車両を押して歩いている人(法第2条3項参照)をいうから、自転車に乗って通行している人は、歩行者ということはできない。
したがって、自転車に乗って横断歩道を通行している者がいても、本項1項後段の義務は生じない。
もっとも、この場合に法第70条(安全運転義務)の義務があることは当然である。


とされていますので、車は、横断歩道の直前で一時停止したり、自転車の通行を妨げないようにしたりする義務はありません。

とはいえ、そのまま自転車をはねてしまうと、道交法38条違反にはならないものの、道交法70条違反にはなりますので、実際には、横断歩道の直前で一時停止し、自転車が通行し終わるまで待機することになるでしょう。


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コメント

No title

車のマナーが悪さが目立ちます。横断歩道で止まっていても、停車しない車が多い。ジャベリン携行を許可される日が来ることを願います。

No title

運転免許を取ったことのない自転車乗りは特に道交法を知らず対自動車どころか歩道で歩行者をベルで蹴散らしたりと無謀極まりないですね。
子供、女性、老人がマナーが悪いです。
マネー管理もそうですが自転車の交通ルールに関しても学校教育に導入しないとだめだと思います。

No title

いつも拝読しております.

記事内容とは無関係で恐縮なのですが,KYASHについて,改悪がありました(KYASH自体の改悪ではありません).

私はリアルカードをP-one wizカードに紐づけて使用していたのですが,11月請求分からKYASH利用分のキャッシュバックがなくなっていました.

P-one wizカードとの連携を解除して,楽天カードやリクルートカードとの連携に変更しようと考えていますが,男爵様が利用中のカードではまだ対策されていませんでしょうか?

No title

男爵様

男爵様の日産自動車の株購入に対するスタンスを教えていただけると幸いです
もちろん、自己判断しますが、参考までに。

No title

コメントありがとうございます。

>ジャベリン携行を許可される日が来ることを願います。

そんな無法社会は私は嫌です。

>自転車乗りは特に道交法を知らず対自動車どころか歩道で歩行者をベルで蹴散らしたりと無謀極まりないですね。

警察がどんどん自転車を検挙しない限り、状況は変わらないでしょうね。

>私はリアルカードをP-one wizカードに紐づけて使用していたのですが,11月請求分からKYASH利用分のキャッシュバックがなくなっていました.

残念でしたね。
ちなみに、楽天カード(11/27支払分)は付いています。

>男爵様の日産自動車の株購入に対するスタンスを教えていただけると幸いです

ゴーンがいなくなり、フランスとルノーに搾取される未来が見えます。

なお、私は、日産株は一旦買ったものの、その後の下落に嫌になり、10万円に戻った時点で売却しています。

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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●楽天証券で「たわら男爵15種」の毎月2回100円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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