他人のブログを勝手に絶賛するシリーズ(1) 「VT三分の計」

いなぐらパパさんというブロガーが「世界分散の株式ファンド比較VTVTI+VEA+VWO」というタイトルの記事を書かれています。
http://inagrafam.com/2016/06/06/vt/

とても良い記事でしたので、勝手に絶賛することにしました。

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この記事は実に秀逸です。
VTを保有している人も、これから保有を考えている人も、投信でいいやと思っている人も含め、全ての人が一度は読むべきです。

まず、この記事は、全世界株ETFのトップ2であるVTとACWIを比較しています。

一覧表で整理されており、実に分かりやすいのですが、惜しむらくはこの両者の違い(VTは小型株を含むが、ACWIは含まない)に言及していません。
VTの組入銘柄数は7445銘柄ですが、ACWIは1319銘柄です。
組入銘柄数の違いまでフォローできれば完璧でした。

ちなみに、たわら先進国株の組入銘柄数は、

(1)アメリカ 601銘柄
(2)アメリカ、日本を除く先進国 643銘柄

の合計1244銘柄です(下記リンク先の18~42ページ参照)。
http://www.diam.co.jp/pdf/dc/unho/313514_gaikoku_kabushiki_index_DC_unho.pdf

ただ、この記事のメインテーマはVTとACWIの違いではなく、VTを分解して保有した方が得であるというものです。

VTは全世界株ETFですが、VTではなく、米国株ETF(VTI)、米国を除く先進国株ETF(VEA)、新興国株ETF(VWO)の3つを保有した方がより低コストで多くの銘柄に投資することができることは既に多くのブロガーが記事にしています。

しかし、実際にVTとVTを2つないし3つに分解したETFとの比較を一覧表にし、トータルリターンが1%近く安くなることまで調べた人は、私が知る限りいません。

この記事は、組入銘柄数、経費率、平均リターン、配当率、トータルリターン(平均リターンと配当率の合計)を一覧表にしてくれています。
この一覧表が本当に分かりやすいのです。

私も、漠然と3つに分けた方が良いとは思っていましたが、まさかトータルリターンが年0.97%も違うとは思っていませんでした。
このリターン差は、3つに分けたETFの組入銘柄数の方がVTの組入銘柄数よりも3290銘柄も多いことによるものと推測されます。

ただし、この記事でも言及があるように、VTであれば1回の購入で済みますが、3つに分けると3回の購入が必要です。
最初から3種類のETFを買うのは大変です。どうせなら安いときに買いたいと思うと、VTなら1回の悩みで済みますが、3回悩まなければなりません。

そこで、購入手数料は余計に2回分かかるものの、まずはVTを購入し、全額購入し終わった時点でVTを全部売却し、即座に売却時の時価総額比に応じて3種類のETFを購入したら幸せになれそうです。

私はこの方法を「VT三分の計」と名付けました。

私の場合は既にVTを全額購入済です。
ドルベースでは5.3%の含み益ですが、円ベースでは7.4%の含み損。円高の恐ろしさを感じますね。

ちなみに、この時点で売却するとどうなるかですが、配当益課税はアメリカ1割、日本2割ですが、譲渡益課税は日本2割のみですので、税金は一切かかりません。
とはいえ、円ベースで含み損が発生している現時点でそれを確定させるわけにはいかないことから、円ベースで含み益が出た時点で「VT三分の計」を実行したいと思います。


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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は、たわら先進国株(楽天証券)とVT(マネックス証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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