tsumiki証券の活用の仕方

先ほど、

●tsumiki証券のポイントは、0.1%(1年目)→0.5%(5年目)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1014.html

という記事を書いたところ、読者の方から、

クレカでのポイントバックという革命、ひいては楽天の1%バックという大サービスを引きづりだした功労者であるtsumiki証券に対し[tsumikiは終わった」などと言うのはあまりに可哀想

であるとのコメントをいただきました。

そこで、tsumiki証券の活用の仕方を考えてみました。

※なお、毎月の積立金額が5万円以下(配偶者がおり、配偶者名義で楽天カード・楽天銀行の口座を作ることができる人は、世帯の積立金額が10万円以下)であれば、何も迷わず楽天カード投資だけをすべきです。

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まず、tsumiki証券のポイント制度は、次のとおりです(tsumiki証券に確認済み)。

1か月目にAファンドを3000円購入し、それを12か月目まで継続して積み立てたとします。
このとき、積み立てた金額は3万6000円となりますので、この3万6000円に対し、14か月目に36ポイント(3万6000円×0.1%)が付与されます。

つぎに、13か月目から24か月目まで、Bファンドを毎月6000円ずつ購入したとします。
このとき、積み立てた金額は7万2000円となりますので、この7万2000円に対し、26か月目に144ポイントが付与されます。

ここで重要な点は、ポイント付与率がアップする積立年数は、ファンドが違っても、積立金額が違っても、実績値としてカウントされるということです(tsumiki証券に確認済み)。

tsumiki証券は、このようなことを言っています。

Q:今後取扱商品が拡大する予定はありますか?
A:お客さまのニーズをもとに、当社の基準を満たした商品があれば検討いたします。
https://faq.tsumiki-sec.com/faq/show/128?back=front%2Fcategory%3Ashow&category_id=12&page=1&site_domain=customer&sort=sort_access&sort_order=desc


SBI証券は、信託報酬がおおむね税込0.3%未満になると投信保有ポイントを0.05%に引き下げます。
逆に言えば、信託報酬が税込0.3%以上になると、投信保有ポイントが0.2%(投信保有額の総額が1000万円未満の顧客は0.1%)となります。

tsumi証券のポイント付与率は0.1%(1か月目から12か月目)~0.5%(49か月目以降)となりますので、信託報酬が税込0.3%以上の投資信託だとSBI証券のほうが有利です(SBI証券は保有残高の0.2%を毎年付与するのに対し、tsumiki証券は1年間の積立金額の0.1~0.5%を付与するだけだから)。

しかし、信託報酬が税抜0.3%未満の投資信託だと状況は一変します。なぜなら、SBI証券の投信保有ポイントの付与率が0.05%ないし0.03%に激減するからです。
0.1%のエポスポイントは2年分のSBIポイントに相当し、0.5%のエポスポイントは10年分のSBIポイントに相当します(SBIポイントが0.05%のケース)。

tsumiki証券は、このままでは超低コストファンドを含む2500種類以上の全ファンドを対象として購入額の1%を翌月に付与する楽天カード投資を導入した楽天証券には勝つことはできません。
エポスカードの会員数は662万人であるのに対し、楽天カードの会員数は1500万人ですので、規模の点でも負けています。
そうすると、どこかの時点で巻き返しのためのテコ入れをすることが予想されます。

tsumiki証券は、


お客さまが安心してつみたてていただける商品を選びます。
つみたてNISA対象の投資信託を、「お客さま本位であるか」「長期での資産形成を推進する取組みがあるか」「運用会社の顔が見えるか」という点をもとに選びます。
なお、取扱商品については、私たちの基準に基づき選び、定期的に見直しを行います。
~商品選定の主な基準~
運用会社の理念に共感できるか
継続して運用成績を高めるための活動ができているか
お客さまとの対話活動が行われているか
https://www.tsumiki-sec.com/company/anshin/


と述べています。

超低コストインデックスファンドを排除することを正当化するための基準のようにしか見えないのですが、改めて考えるに、改革するのであれば、やはり外野ではなく内部からなすべきではないかという気がしてきました。

そこで、tsumiki証券で口座を開設し、4本の中で一番ましなセゾングロバラを毎月3000円ずつ買って投資期間の実績を積みながら、tsumiki証券に対してスリム先進国株を導入するように求めてみることにします。
なによりゴールドカードのインビテーションが来るかもしれませんし。


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コメント

定期的に見直しって可能性は低いんでしょうけど自分が積立ててた商品が外される場合もありますよね…

No title

「運用会社の顔が見えるか」→藤野氏はじめメディア露出の多い経営者の投信を入れると投資家の安心感につながる(きれいごと)→ごもっとも、初心者向け人気商品も必要→販売手数料も高いし一石二鳥
「お客さま本位であるか」→低コストインデックス投信をラインナップに入れないのはおかしい(正論)→手数料安いしポイントバックすると赤字、やーめた

自己矛盾に陥ってる限りtsumiki証券の未来はないと思ってましたが、男爵さんの勇断に感服しています。

No title

コメントありがとうございます。

>自分が積立ててた商品が外される場合もありますよね

ここは他社への移管ができませんので、投資している顧客がゼロでなければ外れる可能性は低いと思います。

>自己矛盾に陥ってる限りtsumiki証券の未来はないと思ってました

つみたてNISA対象商品で期待を煽った挙句に高コストアクティブファンドを揃えるあたり、確信的にやっている感じはしています。

とはいえ、ひふみとは異なり、どれかを年2回以上買っていれば1年分の積立期間の実績となりますので、将来的に超低コストファンドが導入される可能性を期待して試してみます。
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たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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