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雪だるまシリーズのラインナップはこちら。

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(実質的な信託報酬0.150%)
SBI・先進国株式インデックス・ファンド(実質的な信託報酬0.1155%)
SBI・新興国株式インデックス・ファンド(実質的な信託報酬0.1948%)

日経新聞掲載の略称は、「雪だるま世界」、「雪だるま先進」、「雪だるま新興」となります。

しかし、雪だるまにこだわりたいのであれば、正式名称も「雪だるま全世界株式インデックスファンド」にすべきでした。
なぜなら、略称は、正式名称を推知させるものでなければ意味がないからです。

逆に、正式名称を「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」にするのであれば、略称も「SBI世界株」にすべきでした。
雪だるま世界、意味が全く分かりません。


さて、雪だるまシリーズはSBIアセットマネジメントが運用会社ですが、販売会社の報酬は、全世界株0.04%、先進国株0.03%、新興国株0.02%であり、極めて低額であることから、当初はSBI証券のみで販売されていました。
そのせいもあり、純資産額は、全世界株11億5100万円、先進国株3億9600万円、新興国株7億0600万円と低迷しています。

現在は、SBI証券のほか、楽天証券、松井証券、カブドットコム証券も販売会社に加わっています。特に、楽天証券は、SBI証券が全世界株にしかポイントを付与せず、しかもポイント付与率は0.03%にすぎないのに、3種類すべてに0.048%のポイントを付与しています。
単にシステム上、雪だるまシリーズだけを除外することができないからと思われますが、SBI証券の冷淡さが目立つことになってしまいました。

SBI証券がやる気を出さなければ売れるはずがありません。
そして、SBI証券が本気で売りたいのであれば、SBIポイントの付与率を0.05%とし、iDeCoの運用商品に組み入れるべきです。

これらのファンドは米国ETFを買うだけファンドですから、三重課税コスト問題があります。
しかも、楽天バンガードファンドシリーズと異なり、購入対象の米国ETFはなじみのないものです。
さらに、雪だるま全世界株は、そもそも指数との連動性を期待できない制度設計になっています。

すなわち、雪だるま全世界株はFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスへの連動をうたっていますが、3種類のETFを50(米国):40(米国除く先進国):10(新興国)の配分比で購入していく旨を明言しています。既にこの基本配分比がFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは違います。
また、3つのETFの中にFTSE社の指数と連動するものはなく、3つのETFは全て他社の指数と連動するものです。全く別の指数に連動するETFを3つ集めて、FTSE社の指数との連動をうたっているということになります。

このように、雪だるまシリーズには様々な問題点があります。
今回、SBIアセットマネジメントは、雪だるまシリーズというインパクトがある名称に改名し、てこ入れをしようとしたのだろうと思われますが、これら問題点はそのまま解消されないままですので、奏功しないで終わるでしょう。

雪だるま全世界株の新規設定日は2017年12月6日です。
もうすぐ9か月が経過しようとしているのに11億5000万円しか純資産額を集めることができないわけですから、今後、劇的に純資産額を集めるようになるとは到底思えません。

雪だるまに名前を買えて売れるほど、顧客はバカではありません。
まずはSBI証券が本気を見せるしかないと考えます。


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コメント

SBIといえば、
ファンドロボもやる気なし放置状態ですよね

ファンドロボは、投資一任のアドバイザーじゃありませんしたm(__)m
theoやウェルスナビ推しですね

No title

こんばんは。なぜ雪だるまという略称にしたのか
私も不思議に思いました。
普通にSBIでいいと思うのですが・・・
プレスリリースでも説明が無くモヤモヤしています!
もしお分かりになりましたら是非記事にしてください(笑)

問題点を隠しても、雪が解ければ・・・

いつも勉強させていただいております。

"たわら"は、増えるイメージを持ちながらもふるさとを想わせるような懐かしい響きもあり、インパクトのある登場でした。冷淡で過酷な競争が繰り広げられる市場経済の中でほっと一息つける灯火のような存在です。

"雪だるま"も転がして大きくなりますし、子どもの頃の貧しくも楽しい思い出、ふるさとの美しい雪景色を想わせます。
ただし、雪は、汚いものも覆って隠してしまうものです。男爵様がご指摘の数々の問題点を解決することなく、ネーミングだけでごまかそうとしているように思えてなりません。やがて春が訪れたとき、幻想的な雪は消え、購入者は問題点と失われた利益に直面するのでしょう。

たわらは、農家の一年間の汗の結晶であり、大地の実りです。雪だるまは、降ってきた雪を転がしただけです。労働の尊さを知らない人が思いつきそうな安直なネーミングというのは言い過ぎでしょうか?インデックスファンドも、労働や生産活動の集合体であることを見失っている気がします。逆説的ですが、「たわら」の魅力を再発見した気持ちです。

男爵様が鋭くご指摘されたように、中途半端なネーミングでごまかさず、問題点を改善することが何よりも大事と思いました。

No title

素人考えですが、雪だるまはダメだと思います。
雪だるまで真っ先に思い浮かぶのは、「雪だるま式に、借金が増えていく」という言葉です。
こんな、即座に借金というマイナスイメージが連想される名称をつけてはいけないと思います。

No title

コメントありがとうございます。

>theoやウェルスナビ推しですね

こちらのほうが儲かりますからね。

>なぜ雪だるまという略称にしたのか私も不思議に思いました。

転がる雪だるまのように、お金がどんどん増えていくというイメージからでしょうね。

>"たわら"は、増えるイメージを持ちながらもふるさとを想わせるような懐かしい響きもあり、インパクトのある登場でした。

たわらシリーズは日経225が最初でした。
この名称を見た時、余りのネーミングセンスにほとんどの人が言葉を失いましたが、先進国株をリリースし、それが最安値で、しかも巨額のマザーファンドがある本気ファンドであったことから、すぐに私を含めて手のひらを返した記憶があります。

>素人考えですが、雪だるまはダメだと思います。

雪だるまも、たわらと同様に洗練されたカッコいい名称ではないことから、実を伴わないければ支持されることはないでしょうね。
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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
●カテゴリ「この投資信託がすごい」では、ベストバイファンドの具体名を明示しています。
●カテゴリ「インデックスファンドの基礎知識」を読めば、誰でも簡単に投資信託の必須知識を得ることができます。

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