楽天全世界株、120億円を突破

楽天全世界株の純資産額が、2018年8月23日、120億円を突破しました。

同日付けの純資産額は、121億0100万円です。

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楽天全世界株は、楽天バンガードファンドシリーズの1つです。

楽天バンガードファンドシリーズは、信託報酬0.1296%を支払うことで、顧客の代わりに米国ETFを購入し、米国ETFの分配金も再投資してくれることが売りです。

しかし、同じ日に新規設定された楽天全米株の純資産額は180億円であることからすると、楽天全世界株はその65%にすぎず、今一つパッとしません。

さらに言えば、楽天バンガードファンドシリーズは、新興国株が8億円、米国高配当株が12億円、バランスファンド3種が全て1億円未満であることから分かるように、おそろしいほど売れていません。

その理由は簡単です。
短期間のうちに色々出しすぎたからです。

楽天全米株と楽天全世界株の新規設定日は2017年9月29日です。
楽天バンガードファンドシリーズが始まってまだ1年もたっていません。
それなのに、既に7種類です。

今から振り返って考えると、楽天全米株と楽天全世界株の2種類で1年はもたせるべきでした。
その上で、1周年記念としてバランスファンドの均等型を登場させる演出をすることで、顧客の飢餓感をあおり、もっと多くの純資産額を集めることができたと思われます。

最大の失敗は、バランスファンドを一挙に3種類も登場させてしまったことです。
楽天バンガードファンドシリーズは、「これだけ買えば大丈夫」という安心感を全面に出すべきだったのに、バランスファンドを3種類も出したことで自信のなさを顧客に疑われることになってしまいました。

一度疑いの目で見てしまうと、ETFを買うだけなのに信託報酬が0.1296%は高いのではないかとか、米国ETFを買うと三重課税コスト問題があるのではないかとか、そもそも楽天はきちんと運用できていないのではないかといったことが気になってしまいます。

楽天バンガードファンドシリーズは、拙速に多くのファンドを出しすぎたせいで、「これだけ買えば大丈夫」というブランド価値を形成することに失敗してしまいました。
バランスファンドの惨状がブランド価値の下落を助長し、日々、取り返しのつかないダメージをシリーズ全体に与え続けてしまっています。

難しいものです。


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ブログ開始日 2016年3月1日

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●つみたてNISA(SBI証券)はeMAXIS Slim先進国株を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資はeMAXIS Slim先進国株を毎月5万円購入。
●松井証券で「Slim全世界株リバランス積立」の毎営業日1万円投資を実行中。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、大和証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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