現行NISAから新NISAへのロールオーバー

日経ヴェリタス(日経電子版2022年8月10日 4:00)で、竹川美奈子さんの

●現NISA→新NISAへ移管可能 「つみたて」シフトも一手

という記事が公開されています。

上記記事では、現行NISAをしている人が5年の非課税投資期間終了後に新NISAにロールオーバーする方法について、詳しく解説されています。




※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●SBI証券、アプラスカード投資をスタート(9/9~)
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2530.html




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ジュニアNISAがとてつもなくお得だった件

私には2人の子供がいます。
ジュニアNISAは2016年にスタートしましたが、それをきっかけに子供名義の証券口座でもインデックス投資を始めました。
投資の原資は私からの贈与金です。

私は、毎年1月1日になると、心機一転した新たな気持ちで、①子供に贈与するかしないか、②贈与するとして幾らにするかを決めています。これまでは全くの偶然ですが、毎年の贈与金は110万円ずつであり、2022年分を含めて9年間で990万円ずつでした。
今年の1月4日時点の含み損益の状況は、下記記事をご覧ください。
【参考】
●特定口座110万円ぶちこみ太郎に俺はなる!!
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2344.html

さて、ジュニアNISAのメリットは利益に課税されないという点です。
そして、更にうまいのは、5年間の非課税投資期間終了後は、その時点の時価が本来の非課税投資限度額80万円を超えていたとしても、その全額を新たな非課税投資枠にぶち込むこと(ロールオーバー)ができるという点です。

ジュニアNISAで新たな非課税勘定が設定されるのは2023年分が最後です。
したがって、ロールオーバーも2022年12月31日終了分の非課税投資枠(2018年分の勘定)が最後であると思っていましたが、間違っていました。





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10年の「一般NISA・新NISA」と20年の「つみたてNISA」はどちらが得か?

コメントをいただきました。

興味深い視点だと思ったので横レスいたします。

> 同じ期間で同様の原資で比較

つまり、「元本120万円、期間20年」で比較すればいいわけですね。
年利3%、税率20.315%で計算してみました。(ロールオーバーを考えると話がややこしくなるのでまずは1枠1回利用で。)
NISA無しの場合、120万円が20年で1.806倍になり、税引き後の手取り残高は197.08万円。
一般NISA利用の場合、120万円が5年で1.159倍の139.1万円になったのを非課税で特定口座に移し、それを残り15年運用してさらに1.558倍になり、税引き後の手取り残高は200.96万円。
つみたてNISA利用の場合、つみたてNISA口座に入れた40万円と特定口座に入れた80万円が両方とも20年で1.806倍になり、特定口座の分だけ課税されて、手取り残高は203.63万円。
つみたてNISAが一番有利で、一般NISAとの差は1枠2.67万円、となりました。
計算合ってるかな?




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新NISAを踏まえ、一般NISAとつみたてNISA、どちらを選ぶべきか?

ご質問をいただきました。


いつも読ませて頂いております。質問させて下さい。
つみたてNISAをいつも推奨されておりますが、通常のNISAでは駄目なのでしょうか?
NISAはロールオーバーすれば10年ではないのでしょうか?10年ならば投資金額が多いNISAに投資しつつ、その後つみたてNISAに切り替えていくといった手法の方がメリットがある様に感じます。
つみたてNISAを選ぶメリットを教えて頂きたいです。





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ジュニアNISA始める人、増えてます!

SBI証券の特集記事です。

●【大和アセット×SBI証券】制度改正で利便性が向上!iFreeシリーズでジュニアNISAをはじめてみませんか?
https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_fund&cat1=fund&cat2=none&dir=info&file=comment/fund_comment_201110_01.html
これまでジュニアNISAが広まらなかった理由がいくつかありますが、その1つにジュニアNISAの使い勝手の悪さが挙げられます。18歳まで原則としてお金を引き出せない、利用対象者の年齢が限られていることなどがその一例です。
2019年12月20日に令和2年度税制改正が閣議決定されました。この税制改正によってジュニアNISAにも大きな3つの変更がありました。
まず、2023年末で新規口座開設を終了することが決まりました。
2つ目の変更点は、投資した資金を子どもが18歳に達していなくても、いつでも引き出せるようになった点です。
3つ目は子どもが18歳になるまで、ロールオーバー(非課税期間の延長)の手続きをすることなく、ずっと非課税で保有できるという点です。
ジュニアNISAの魅力、ご理解いただけましたでしょうか。皆さんもご承知の通り、資産形成に大切なのは時間を味方につけることです。ジュニアNISAを有効活用されたい方は、2023年末までに口座を開設し、お子さまの将来のために資産形成をはじめてみてはいかがでしょうか。





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つみたてNISAをしながら死ぬことこそインデックス投資家の本懐である

ご質問をいただきました。


コメント失礼します。
これまで全く投資と無縁だった45歳会社員です。この歳までの期間ロスを痛烈に感じ、遅まきながら投資に関する勉強を開始しました。
まず取組むべき実践として「つみたてNISA」を調べる過程で男爵様のHPに行き着いた次第です。
そこで、初歩的な質問をさせて下さい。
記事を拝見し、つみたてNISAの有利性については理解したのですが、この制度は20年間の長期運用が一番の肝であるところ、今年から投資した場合、初年の枠が完熟するのが20年後(つまり私が65歳の時点)、残り利用可能な17年間の枠の最終年の投資分が完熟する(20年の非課税運用期間満了)時点で私は82歳です。
これでは、いくら素晴らしい制度であってもメリットを享受できないと考えるのですが、この場合、
①20年運用した時点での自分の年齢が許容範囲内の分だけ投資すべきでしょうか(例えば70歳で運用益を享受したい場合、その時点で全ての投資が20年間運用満了する6年間だけ投資する)。
もしくは、
②10年程度の運用期間でも十分メリットがあるので、利確したい年齢から逆算して、利益が見込まれる運用期間が確保できる枠分投資するのがベターでしょうか。
(例:上記70歳で利確したい場合、その時点で10年以上運用できる16年間投資する)
その判断は、個人の人生設計に依るので答えはないと自覚しておりますが、非常に理に叶った明快なご説明の男爵様のブログを拝見して、ご意見を伺いたくメールさせていただきました。
長文で恐縮ですが、投資ド素人に僅かでもご教示頂ければ幸甚です。




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ジュニアNISAは必ずロールオーバーしよう

ジュニアNISAは、2016年1月にスタートしました。
ジュニアNISAの対象者は、口座を開設する年の1月1日時点で0歳から19歳の未成年者です。

ジュニアNISAの非課税投資期間は5年間、非課税投資枠は80万円です。
つまり、2016年から毎年80万円ずつジュニアNISAを利用した人は、2020年までで400万円分の非課税メリットを享受することができたことになります。




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つみたてNISAは「勘定」で管理されている

先日、

●つみたてNISA、4割超の口座が2019年に1度も取引されず
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1878.html

という記事を書いたところ、かなりのコメントをいただきました。
これを見て思ったのは、つみたてNISAはまだまだ誤解されているということです。

そこで、今回は、改めて、つみたてNISAについて分かりやすく説明します。




※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●楽天、バンガードの翻訳権を獲得
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1882.html



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つみたてNISAは、40万円×25本(2020年から開始すると23本)

つみたてNISAは2018年から始まった制度です。

つみたてNISA口座の開設者には毎年1本ずつの非課税投資枠(投資可能額は40万円)が与えられます。
つみたてNISA口座の開設者はこの非課税投資枠を使ってもよいし使わなくてもよいわけですが、使っても使わなくてもその年の非課税投資枠は翌年以降に持ち越すことはできず、その年限りで消滅してしまいます。

また、1本の非課税投資枠では最大で40万円の投資信託を購入することができ、購入した年を1年目として20年目の12月31日まで非課税で運用することができます。
つまり、

(1)2018年1月~12月に40万円のたわら先進国株を購入した人は、2037年12月31日まで非課税で運用することができる
(2)2019年1月~12月に40万円のたわら先進国株を購入した人は、2038年12月31日まで非課税で運用することができる
(3)2020年1月~12月に40万円のたわら先進国株を購入した人は、2039年12月31日まで非課税で運用することができる



(20)2037年1月~12月に40万円のたわら先進国株を購入した人は、2056年12月31日まで非課税で運用することができる

ことになります。

※非課税投資期間を最大限活用するためには、できるだけ早期に資金を投下したほうが得です。
そのため、私は、つみたてNISAでは年初一括投資をすることを推奨しています。


ここで「非課税で運用する」とは、

20年目の年末時点の時価が21年目の年初時点の取得価額となって特定口座(源泉徴収あり)に自動移管される

ということを意味します。

※20年間の非課税運用期間の途中で売却することもできますが、非課税のメリットを捨てることになって勿体ないので21年目に特定口座に自動移管されるまで売るべきではありません。


2018年1月に40万円で購入したたわら先進国株が、2037年12月31日の時点で80万円になったとします。

※72の法則というものがあります。これは72を期待リターンで割ると資産が2倍になる期間が分かるというものです。
期待リターンを年4%とすると、72÷4=18ですので、18年で2倍になることが期待できます。


そうすると、2038年1月1日にたわら先進国株を80万円で取得したものとして特定口座(源泉徴収あり)に自動移管されることになります。
本来であれば、40万円で買ったものが80万円に値上がったわけですから、値上がり益40万円に対して譲渡所得税(値上がり益課税)がかかるはずです。
しかし、特定口座(源泉徴収あり)に自動移管された時点の時価が取得価額とみなされた結果、つみたてNISA口座で20年運用したことによる値上がり益はゼロとなりますので、値上がり益課税である譲渡所得税もゼロとなります。

このように、つみたてNISAは、2018年を1本目として、2037年まで毎年1本ずつの非課税投資枠が与えられる制度であり、最大投資可能額は20本×40万円=800万円だったのです。




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http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1813.html
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http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1811.html



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つみたてNISAは究極のワイン投資である

私は、つみたてNISA制度ができたとき、つみたてNISA制度について次の説明をし、年初一括投資を推奨しました。

●つみたてNISAは年初の一括投資で骨までしゃぶろう
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-702.html
投資枠は最大で20本です。
最初の1年間の積立買付可能期間で最大40万円を積立買付し、最初の1年を含む最長20年間の非課税投資期間で運用します。
途中売却しなければ、20年の非課税運用期間終了後に課税口座(特定口座か一般口座)に自動的に移管されます。
つまり、つみたてNISAとは、「最長1年の積立買付可能期間+最長20年の非課税運用期間」の枠が20本あるものといえます。
そうすると、非課税運用期間は最初の積立買付可能期間を含めて最長で20年ですので、できるだけ早期に積立買付を終了させたほうが非課税運用期間のメリットを享受することができます。


しかし、金融庁のミスリードもあってか、20年の投資期間があると誤解している人もいます。
投信ブロガーの中にも誤解している人がおり、最近でも、元本割れしたらむしろ喜べというような記事を見ました。

なぜ上記のシンプルな説明が浸透しないのか、私は実は悩んでいましたが、実に簡単な説明を思いつきました。

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プロフィール

たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●「たわら先進国株」と「VT」を半分ずつ保有中。
●つみたてNISA(SBI証券)は「たわら先進国株」を年初一括購入中。
●クレジットカードによる投信積立サービスを利用し、SBI証券・楽天証券・auカブコム証券で「たわら先進国株」を毎月5万円ずつ購入中。

●無リスク資産は、個人向け国債変動10とauじぶん銀行(金利0.2%)。

パソコン版右端の「ブログ記事検索」と「カテゴリ」が便利です。

●「誰でもできる超簡単ほったらかし投資」(カテゴリ「【公開】誰でもできる究極の投資」)はこのブログの全エッセンスを1記事に凝縮したものです。
●カテゴリ「この投資信託がすごい」では、ベストバイファンドの具体名を明示しています。
●カテゴリ「インデックスファンドの基礎知識」を読めば、誰でも簡単に投資信託の必須知識を得ることができます。

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