たわら先進国株、ニッセイ外国株を0.412%上回る(11/9~1/16)

ニッセイ外国株は、指数を忠実にトレースしておらず、下方乖離を拡大しているようです。

ニッセイ外国株が11月10日に0.28%もの大幅な下方乖離をし、臨時ペーパーを出したこと、その後も下方乖離を繰り返し、最終的には下方乖離が0.3797%に達したことはすでにお伝えしました。
【参考記事】
たわら先進国株、ニッセイ外国株を0.3797%上回る
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-258.html#more

しかし、依然としてニッセイ外国株を擁護するブロガーもいます。
なかには「テールリスクが顕在化しただけ」と断言するブロガーもいます。

ちなみに、「テールリスク」とは

「まれにしか起こらないはずの想定外の暴騰・暴落が実際に発生するリスクのことであり、通常は大幅下落するリスクを指す。テールとは騰落率分布の端や裾野を意味する。」
http://www.nomura.co.jp/terms/japan/te/A01943.html

ことですので、頻繁にあってはならないはずのものです。

そこで、その後どうなったのかなと思って、調べてみました。

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ニッセイ外国株
11月9日 10953円
1月16日 12973円(+18.442%)

たわら先進国
11月9日 8905円
1月16日 10584円(+18.854%) ニッセイ外国株比+0.412%

0.3797%から順調にマイナス方向に拡大していますね。

参考までに、iFree外国株についても調べてみました。

iFree外国株
11月9日 9780円
1月16日 11620円(+18.813%) ニッセイ外国株比+0.371%

金曜日(日本時間土曜日深夜)のトランプ新大統領の所信表明演説のときに、大幅な為替変動があるのではないかと言われています。
果たしてニッセイ外国株は乗り切れるのでしょうか?

【2017年1月18日7時42分追記】
コメント欄でコメントをいただきました。

インデックスeとFunds-i外国株は私も試算しましたが、本文には書きませんでした。なぜなら、超低コスト投信ではないため、信託報酬の差の影響を受けるからです。

つまり、インデックスeの税込信託報酬0.54%であり、たわら先進国株の税込信託報酬0.243%との差は年0.297%、2か月間では0.0495%です。
たわら先進国株のリターン18.854%から0.0495%を引くと18.8045%となります。

また、これに信託報酬を除く実質コスト差の影響を受けます。
マザーファンドの推移を以前検討しましたが(下記リンク先参照)、ニッセイ外国株のマザーファンドはまさにジェットコースターのように、指数との下方乖離と上方乖離を繰り返していますが、たわら先進国株のマザーファンドは極めて安定していることから、たわら先進国株の上方乖離の可能性は低いと考えます。
【参考記事】
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-263.html#more

ということで、私は、たわら先進国株は指数(円換算されたものは公表されていません)に替わるベンチマークになるのではないかと理解しています。
なお、iFree外国株は、昨年9月8日に新規設定されたばかりであること、信託財産が現時点で4億円台と少ないことから、ベンチマークとすることはできないと考えます。

また、もし私の理解が間違っているのであれば、ニッセイから具体的な根拠を示した反論をいただけるのではないかとも期待しています。
他社が乖離していないのになぜニッセイ外国株だけが乖離したのか、なぜあのような理解困難なペーパーを出したのかについて、その方法の当否を含めてお聞きすることができたら、読者の関心を引くものになりそうです。

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コメント

No title

いつもブログを拝見しています。
11/9→1/16の期間で、他のファンドも調べてみると、

外国株式インデックスe
18.770%(17363円→20621円)

野村インデックスファンド・外国株式
18.720%(19059円→22627円)

eMAXIS先進国株式
18.738%(18924円→22470円)

でした。

ここで、素朴な疑問なのですが、他のファンドと比較した際、「たわら」の騰落率が高いのですが、これは指数から上方乖離しているのではないでしょうか。

上方乖離した「たわら」と下方乖離した「ニッセイ」を比較した結果、乖離幅が広がったように見えるのではないかと思いました。

No title

コメントありがとうございます。
私も最初は疑問に思いましたが、一応の考えを追記しましたので、よろしければご覧ください。

No title

回答ありがとうございました。
なるほど、信託報酬の差ですね。以前の記事では、比較対象に外国株式インデックスeも含めていたので、試算したまでです。

ただ、気になるのが、たわらの月報によれば、対ベンチマークで、1ヶ月、3ヶ月の期間において、それぞれ0.05%、0.14%と上方乖離しています。もう少し長い期間で見てみると、6ヶ月は-0.08%、1年だと-0.46%です。結構ファンタスティックな動きではありませんか?

No title

それほどとも思いませんが、確かに上方乖離は問題です。
この点については近日中に記事にしますので、よろしければご覧ください。
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たわら男爵

Author:たわら男爵
Painter:ますい画伯
http://www.masuitousi.com/

ブログ開始日 2016年3月1日

●リスク資産(6割)は「たわら先進国株」(楽天証券)とVT(SBI証券)をほぼ50:50でホールド中。
●つみたてNISA(SBI証券)では「たわら先進国株」を年初一括40万円購入。
●楽天カード投資(毎月1日)では「たわら先進国株」を毎月5万円購入(+特定口座で11日と21日に各5万円ずつ積立買付中)。
●SBI証券で「インデックスマラソン」の毎営業日100円投資を実行中。

●無リスク資産(4割)は、個人向け国債変動10(みずほ証券、SMBC日興証券)と楽天銀行(金利0.1%)。

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