さて、クレジットカードによる投信積立サービスを既に導入している証券会社は、
楽天証券(楽天カード、
還元率1%)
SBI証券(三井住友カード、
還元率0.5%、ゴールドカードの還元率は
1%、プラチナカードの還元率は
2%)
の2社です。
※
エポスカードと
セゾンカードでも投資信託を購入することができますが、購入できる投資信託が極めて限定されています。
また、クレジットカードによる投信積立サービスの導入を発表している証券会社は、
マネックス証券(アプラスカード、導入時期は2021年冬、
還元率は1%を予定)
の1社です。
【参考】
●マネックスカード投資の還元率は1%http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2155.htmlさらに、クレジットカードによる投信積立サービスの導入を検討している証券会社は、
auカブコム証券(auPAYカード)
となります。
【参考】
●auカブコム証券、auPAYカード投資・積立額+10%の上乗せを導入かhttp://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2152.htmlそして、本日、
SMBC日興証券が
dカードによる投信積立サービスの導入を検討していることが報道されました。
若年層などの新規顧客開拓ではドコモのdポイントや決済サービスを活用した積み立て投資の提供や、個人型確定拠出年金(イデコ、iDeCo)などの税制優遇制度に対応したサービスの提供を検討する。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB122UR0S1A710C2000000/NTTドコモおよびSMBC日興証券、ロボアドバイザーサービス「THEO」を運営するお金のデザイン(東京都港区)は7月12日、資産運用サービス拡充に向けた協業検討を合意したと発表した。
若年層や投資未経験層が資産運用を始めやすい環境の整備のため、dポイントやdカードを使った積立投資の提供に向けた検討を行う。https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2107/12/news079.htmldポイントやdカードなど、ドコモの決済サービスを活用した便利でおトクな積立投資の提供に向けた検討の実施https://www.sankei.com/economy/news/210712/prl2107120436-n1.htmldカードの還元率は1%ですから、dカード投資の還元率にも期待が持てます。
こうして見ると、クレジットカードによる投信積立サービスの還元率は、1%が標準になってきました(三井住友カードも、年会費が永年無料になるゴールドカードを新設することで還元率1%を達成しています)。
法規制によって1つの証券会社におけるクレジットカードによる投信積立サービスの上限は月額5万円ですが、複数の証券会社を利用すれば積立投資の全てをクレジットカード決済で行うことも可能になりつつあるわけで、実に素晴らしい時代になりました。
コメント
No title
そうなるとどこの証券会社を利用するのかを考える必要がありますね.
楽天証券・SBI証券が鉄板となってくるのでしょうが,各社1%ポイント還元となるとSBI証券がやや不利になりますかね.
ゴールドNLの年会費無料条件を達成できないのでノーマルNLでSBI証券を利用しますが,還元の差は許容できる範囲内なので口座を悪戯に増やさないで済む方を選びます
2021/07/13 10:06 by くは72 URL 編集
No title
>楽天証券・SBI証券が鉄板となってくるのでしょうが,各社1%ポイント還元となるとSBI証券がやや不利になりますかね
マネックスはカード会社に難があり、カブコムはサイトの使い勝手に難があり、日興はマイナーすぎると考えると、まずは楽天、次にSBI(ただし、ゴールドカード保有者はSBIを優先利用)という順番になりそうです。
ただ、各社ここまでカード投資に対応すると、現在4ファンドに限定されているエポスが対象ファンドの拡大に向けて頑張ってくれるのではないかと期待しています。
2021/07/13 11:53 by たわら男爵 URL 編集
No title
クレカ戦略の効が奏して楽天
SBIがクレカ戦略を攻略し切れればSBIが強いのに、何故それを優位に進めなかったのかな。三井住友カードの業界優位性を取ったのは分かるけど、ユーザーとしては、カード会社より自分への恩恵として単に還元率を比べるよね。
ですが、やはり証券会社そのものを選びたいと思います。
2021/10/17 17:58 by クレカ戦略の時代ですかね URL 編集
No title
>SBIがクレカ戦略を攻略し切れればSBIが強い
自社で運用するクレジットカードがないからでしょうね。
>ユーザーとしては、カード会社より自分への恩恵として単に還元率を比べる
三井住友カードNL(ゴールド)の年会費永年無料条件を達成できない人は、楽天証券の楽天カード投資を優先すべきだと思います。
2021/10/18 12:45 by たわら男爵 URL 編集